これは未来のお話。
人類はついに、心の情報を読み取り、コンピュータ上でシミュレーションすることを可能にした。
人はいつでもネットワークに心をアップロードすることにより、
いつでもバーチャルネットにアクセスできるようになった。
その頃には人は長寿になっていたが、地球の人口は飽和状態に陥っていたため、
100歳を超えた人は、心をアップロードし、体を処分するという、無謀ともいえる法案が可決された。
この事態に対処するため、バーチャルネットの世界は拡張され、
そのガイアと呼ばれる星の表面積は地球を越えるものとなった。
さらに、地上では体験し得ない様々なアトラクションが用意されたり、
地上にある全ての食べ物が一堂に会する、フードパークは大人気になった。
全ての感覚がリアルに再現され、なおかついくら食べても体は太らない。
そのため、ネット上で食事を延々と楽しみながら、体が餓死した事件があったほどだ。
だが、究極の楽園にも恐怖の手が忍び寄る。
あるテロリストが、次の標的にバーチャルネットを選んだからだ。
なぜなら、サーバーを破壊するだけで、何万人規模の大量虐殺が可能になるからだ。
しかし、バーチャルネットの関係者は、安全性を強調した。
「情報は全て、何千何万とミラーリングされており、破壊は不可能。」
もちろん、テロリストがその事実を知らなかったわけではない。
彼らは、人の心に模したウィルスをアップロードしようと目論んだ。
そこに最強のクラッカーと呼ばれる、浦原涼太が仲間に加わり、
ウィルスの制作を開始した。
その頃、バーチャルネットの管理者である、加原祐二は、
ネットに入り、管理室で仕事をしていた。
サーバーのネットワークに問題がないか確認し、作業を終了しようとしたが、
ふと一つのサーバーに目が行った。
「あれ、このサーバーは破棄処分をするように指示を出しておいたのに・・・」
以前、このサーバーはデータに異常が発見され、内部のSSDが寿命という診断だった。
祐二は再び処分命令を送信し、管理室を後にした。
その後、サーバーは処分されていた事を知り、祐二の胸に不安を抱かせた・・・
*補足*
心をアップロードした場合、ダウンロードされるまで体に意識が戻ることはない。
体は生命活動を維持しているが、食事をしなければ当然餓死してしまう。
サーバーはバーチャルネットに特化して作られており、
CPUも特製のもの。メモリやSSDはマザーボードに実装されている。(取り外せない)
サーバーは問題ありと診断されると、そのままスクラップにされ、原材料としてリサイクルされる。
浦原涼太は、ryo という名前で暗躍する天才的なクラッカー。
以前、バーチャルネットの前身でもある「ネットダイバー」というオンラインゲームのシステムを
破壊し、脳とリンクしてプレイしていた数万人の精神を発狂せた。
その後、国のウェブベージを改ざんし、「現実に目覚めよ。 -ryo-」というメッセージを残した。
自分では破壊だと思っておらず、「これは知的探求行為」と言い切り、
クラッカーと呼ばれると苛立つ。
加原祐二には幼い息子がいるが、おじいちゃんとバーチャルネットで遊ぶようになり、
ネットの世界に入り浸っているので心配しているようだ。
さて、小種#1 はSFファンタジー。
以前、新聞などもネットでやりとりすれば紙の節約になり、エコロジーである。
みたいな事をテレビで言っていた。
そこで、究極のエコロジーってなんだろうと思い、人をデータ化すれば場所も取らないし、
食べ物を採る必要もない、と考えて、アフターネットを思い立った。
うーん、私が書けそうな内容じゃないな。(^_^;
何しろ、現実をあまり知らないもので・・・(おいおい)
名台詞とかは思いつきそう。
「こんなの、0と1で出来た、ただのデータだろう?」
「ただのデータだと?そのデータの0と1の間には、『想い』が詰まってるんだ!」
なんてね。格好ええのう。(勝手に入り浸ってなさい)
誰か書いてくれる人いないかねぇ?(自分で書きなさい(-_-;)![]()