レ・ミゼラブル
今月の「映画の日」に巷で話題のレ・ミゼラブル、見に行ってきました!
映画の日だったからか、午前中の回だったのに人はいっぱい。
事前に予約しておいて、本当に良かった。
感想はというと…
人生って本当はこういうことなのかなって。
どういうことかと言うと、人は感情豊かで、
その感情に嘘はつけないし、
矛盾もするし、自分を責めたり、不安にもなる。
そんな中に幸せがあって、笑顔になることがあって、
人は前に進んでいくのかなぁ…なんて。
ずいぶんと偉そうなこと書いたけれども、正直に感じたこと。
そして、もっともっとシンプルにいようって思った。
矛盾も全部抱きかかえられるくらい、器を大きくしたいと思った。
正直に、正直に、生きることほど、幸せなことはない。
印象に残ったシーンはいくつかあるけれども、
マリウスに恋い焦がれる女性(エポニーヌだっけ)が
雨の中歌うシーンなんて、なんて素直な女性だろうと感動してしまった。
あと、最初の方でファンティーヌが一人でずっと歌うシーン。
結構長いんだけど、たっぷりファンティーヌの表情が変わるのを魅せてくれて、
これも印象的だった。
革命に燃える若者のエネルギー、見習わなきゃと反省した面もあるなぁ。
見て本当に良かった映画。
今度は舞台を本場で観たい!
公式HPはこちら
映画の日だったからか、午前中の回だったのに人はいっぱい。
事前に予約しておいて、本当に良かった。
感想はというと…
人生って本当はこういうことなのかなって。
どういうことかと言うと、人は感情豊かで、
その感情に嘘はつけないし、
矛盾もするし、自分を責めたり、不安にもなる。
そんな中に幸せがあって、笑顔になることがあって、
人は前に進んでいくのかなぁ…なんて。
ずいぶんと偉そうなこと書いたけれども、正直に感じたこと。
そして、もっともっとシンプルにいようって思った。
矛盾も全部抱きかかえられるくらい、器を大きくしたいと思った。
正直に、正直に、生きることほど、幸せなことはない。
印象に残ったシーンはいくつかあるけれども、
マリウスに恋い焦がれる女性(エポニーヌだっけ)が
雨の中歌うシーンなんて、なんて素直な女性だろうと感動してしまった。
あと、最初の方でファンティーヌが一人でずっと歌うシーン。
結構長いんだけど、たっぷりファンティーヌの表情が変わるのを魅せてくれて、
これも印象的だった。
革命に燃える若者のエネルギー、見習わなきゃと反省した面もあるなぁ。
見て本当に良かった映画。
今度は舞台を本場で観たい!
公式HPはこちら
2013年ウガンダ渡航!
2013年、最初の大きなイベントは、ウガンダ渡航。
1/8の夜に出発し、1/24の夜に帰ってきた。
日本とウガンダの温度差、20度以上かなぁ。
1年ぶりのアフリカ、ウガンダは1年以上2ヶ月ぶり。
その変化の速さには、本当に驚かされた!
首都のカンパラには市バスみたいなのが走っているし、
心なしか道行く人々の服装は、前よりもおしゃれな気がしたし、
何よりも中国・インド、続いて韓国の進出がめざましい。
今回の滞在では、今までなかなか行けなかった、首都に最も近い森、
「マビラ・フォレスト」に足を運び、写真を撮った(いい写真はまったく撮れなかったけど…)
そのマビラ・フォレストに向かう途中、大きな大きな工場が幹線道路沿いに新しく建っていた。
見ると、それは中国の会社。
鉄を加工する工場らしい、看板を見る限り。
きっとその土地を買って、工場を建て、ウガンダの人を雇って商売をしているのだろう、と思った。
雇用を生み出している、と言えばそうなのかもしれない。
カンパラの少し外れに行くと、新しいビルが建設途中だった。
聞くと、そこは小さなバーとショップがあったのだけれども、
外国人がその土地を買い、取り壊し、今新しくビルを建てているのだと言う。
田舎に行くと、いきなり来た外国人が、「この土地は私たちが買ったから」と言って、
ずっと昔からそこに住んでいる現地の人たちを、追い出してしまうということも、最近珍しくないらしい。
きれいな、新しいビルが増えた首都、カンパラ。
でも、本当にウガンダは「発展」しているのだろうか。
アフリカはヨーロッパの植民地化から逃れた今も、搾取されているし、
グローバル化の波が押し寄せてくる今、よりお金を持っている国の進出は止められない。
私はまだまだ勉強不足で、知らないことがあり過ぎなのだけれども、
とにかく今回の渡航で目にしたことを考えると、
このままではアフリカがつぶれてしまう、という危機感を感じたことは事実。
これから何をしたらいいんだろう?評論家にはなりたくない。
たまたま、ウガンダに滞在中、テレビでよく「We are the World」が流れていた。
前までは何気に聞いていた曲だったけれど、
改めて歌詞を聞いてみると、正直なところ、不愉快に感じた。
過敏に反応し過ぎなのかもしれないし、ひねくれているのかもしれないけれど…
アフリカには豊かな文化や人の営みがあって、豊かな自然と時間があるのに、
「何もないから、さあ、みんなで分け与えよう」みたいな風に聞こえてしまった。
うーん、やっぱりひねくれてるのかな。
アフリカにある豊かさを、もっともっと大切にすることは、とても大事なんだって思う。
それを具体的にどうするか、を考えないと。
…読み返すとすっごい乱文。
まとまってないけど、とにかく勉強して、行動あるのみ!
1/8の夜に出発し、1/24の夜に帰ってきた。
日本とウガンダの温度差、20度以上かなぁ。
1年ぶりのアフリカ、ウガンダは1年以上2ヶ月ぶり。
その変化の速さには、本当に驚かされた!
首都のカンパラには市バスみたいなのが走っているし、
心なしか道行く人々の服装は、前よりもおしゃれな気がしたし、
何よりも中国・インド、続いて韓国の進出がめざましい。
今回の滞在では、今までなかなか行けなかった、首都に最も近い森、
「マビラ・フォレスト」に足を運び、写真を撮った(いい写真はまったく撮れなかったけど…)
そのマビラ・フォレストに向かう途中、大きな大きな工場が幹線道路沿いに新しく建っていた。
見ると、それは中国の会社。
鉄を加工する工場らしい、看板を見る限り。
きっとその土地を買って、工場を建て、ウガンダの人を雇って商売をしているのだろう、と思った。
雇用を生み出している、と言えばそうなのかもしれない。
カンパラの少し外れに行くと、新しいビルが建設途中だった。
聞くと、そこは小さなバーとショップがあったのだけれども、
外国人がその土地を買い、取り壊し、今新しくビルを建てているのだと言う。
田舎に行くと、いきなり来た外国人が、「この土地は私たちが買ったから」と言って、
ずっと昔からそこに住んでいる現地の人たちを、追い出してしまうということも、最近珍しくないらしい。
きれいな、新しいビルが増えた首都、カンパラ。
でも、本当にウガンダは「発展」しているのだろうか。
アフリカはヨーロッパの植民地化から逃れた今も、搾取されているし、
グローバル化の波が押し寄せてくる今、よりお金を持っている国の進出は止められない。
私はまだまだ勉強不足で、知らないことがあり過ぎなのだけれども、
とにかく今回の渡航で目にしたことを考えると、
このままではアフリカがつぶれてしまう、という危機感を感じたことは事実。
これから何をしたらいいんだろう?評論家にはなりたくない。
たまたま、ウガンダに滞在中、テレビでよく「We are the World」が流れていた。
前までは何気に聞いていた曲だったけれど、
改めて歌詞を聞いてみると、正直なところ、不愉快に感じた。
過敏に反応し過ぎなのかもしれないし、ひねくれているのかもしれないけれど…
アフリカには豊かな文化や人の営みがあって、豊かな自然と時間があるのに、
「何もないから、さあ、みんなで分け与えよう」みたいな風に聞こえてしまった。
うーん、やっぱりひねくれてるのかな。
アフリカにある豊かさを、もっともっと大切にすることは、とても大事なんだって思う。
それを具体的にどうするか、を考えないと。
…読み返すとすっごい乱文。
まとまってないけど、とにかく勉強して、行動あるのみ!
黒澤明監督「生きものの記録」
観終わった後、しばらく身動きが取れなかった。
溝口監督の「近松物語」を観た後の「動けない」とは違う感覚。
50年以上前につくられた映画とは、まったく信じられない程、
3.11以降の日本、そっくりそのままだった。
水爆を恐れて、自分にとって大切な家族と共にブラジルへ移住しようと言い出す老人。
私は水爆に殺されたくない、と全財産をなげうってでも、逃げようとする姿。
そして、彼の事を「狂っている」と評する周囲の人、
生まれ育った土地を離れたくない、と反対する家族、混乱したり涙する家族。
責任を負わず、客観的に、そのやり取りに判決を下そうとする人。
こんなにも、今にも飛びかかってきそうな殺気をもった映画があっただろうか、と思った。
映画に出てくる老人がとっている行動は、生きものの本能のままにとった行動。
「老人を見ていると本当に彼が狂っているのか、本当は自分が狂っているのではないか、と不安になる」と話す男性の場面があるが、私もそのような感覚に陥った。
鼻の先の福島で起きていることを、新聞等で目にしながらも、日常を送っている自分はどうなんだろう?
真っ赤に燃える太陽を見て、「地球が燃えている」というシーンなんて、強烈だ。
本当にいつか、そうなるかもしれない、と背中がぞくっとした。
私は本当に知らない事ばかりで、もっともっと勉強しなければ、と感じた。
白黒映画も、先入観からか、「観たい」と今まで思わなかったことを、後悔。
先入観を捨てて、いろんなものから学んでいきたい。
今まで黒澤監督の映画を、恥ずかしながらほとんど観たことがなかったけれど、
彼の映画をもっと観たいと素直に思った。
「椿三十郎」「八月のラプソディー」を観たので、次は「夢」と、有名どころの「七人の侍」を観ようかと思う。
溝口監督の「近松物語」を観た後の「動けない」とは違う感覚。
50年以上前につくられた映画とは、まったく信じられない程、
3.11以降の日本、そっくりそのままだった。
水爆を恐れて、自分にとって大切な家族と共にブラジルへ移住しようと言い出す老人。
私は水爆に殺されたくない、と全財産をなげうってでも、逃げようとする姿。
そして、彼の事を「狂っている」と評する周囲の人、
生まれ育った土地を離れたくない、と反対する家族、混乱したり涙する家族。
責任を負わず、客観的に、そのやり取りに判決を下そうとする人。
こんなにも、今にも飛びかかってきそうな殺気をもった映画があっただろうか、と思った。
映画に出てくる老人がとっている行動は、生きものの本能のままにとった行動。
「老人を見ていると本当に彼が狂っているのか、本当は自分が狂っているのではないか、と不安になる」と話す男性の場面があるが、私もそのような感覚に陥った。
鼻の先の福島で起きていることを、新聞等で目にしながらも、日常を送っている自分はどうなんだろう?
真っ赤に燃える太陽を見て、「地球が燃えている」というシーンなんて、強烈だ。
本当にいつか、そうなるかもしれない、と背中がぞくっとした。
私は本当に知らない事ばかりで、もっともっと勉強しなければ、と感じた。
白黒映画も、先入観からか、「観たい」と今まで思わなかったことを、後悔。
先入観を捨てて、いろんなものから学んでいきたい。
今まで黒澤監督の映画を、恥ずかしながらほとんど観たことがなかったけれど、
彼の映画をもっと観たいと素直に思った。
「椿三十郎」「八月のラプソディー」を観たので、次は「夢」と、有名どころの「七人の侍」を観ようかと思う。