こんにちは!暖かくなったり寒くなったり、天気がコロコロ変わりますね
さて今回のブログですが
「やなせたかしさん?」と思われた方でも、「アンパンマン」や「手のひらを太陽に」と言われれば知っているのではないでしょうか?
やなせたかしさんは、アンパンマンの生みの親であり、「手のひらを太陽に」の作詞家でもあります。ひどく遅咲きの人生で、60歳近くになられてからアンパンマンが大ヒットしました。それまではデザイナー、漫画家、インタビュアー、また詩集出したり…なかなかこれといった作品ができず、苦しい日々が続きながらもいろいろなお仕事をされていました。
幼少期は劣等感に悩み、若い頃には徴兵され戦争の苦しさも体験された、大変な人生を送られた方です。
私も娘ができるまでは、「アンパンマン」と聞いても、「ふーん」としか思っていませんでした。が、娘がアンパンマンが大好きで身の回りにどんどんアンパンマングッズが増えていき、お歌絵本の中にある「アンパンマンマーチ」を繰り返し聞いていく中で、その歌詞の奥の深さに疑問を抱きました。
「アンパンマンなのに、なんでこんなにいい歌詞なんだろう?」
そこでやなせたかしさんの本を読んでみることにしたのです。すると…その波瀾万丈な人生もそうですが、絵本対する考え方や人生訓に共感する部分が多く深く感動しました。
「心がけているのは、わかりやすさ。子供からおじいさんおばあさんまで、誰でも楽しめる作品作りがモットー。」
「ひとは人を喜ばせることが1番嬉しい。」
(他にもたくさんあるのですが、書ききれません…。)
本を読みながら、「自分のお菓子も一緒だ!」と思いました。「わかりやすいお菓子」そうでなくてはいけない。世の中には複雑な構造のお菓子がたくさんあります。私もそういったものに魅了され、興味を持った時期もあります。が、複雑すぎてよくわからない。ましてや小さな子供が食べるのであれば、極力シンプルにしてただ「おいしい!」と感じてもらえるお菓子が良い。
シンプルなお菓子であれば、材料も限られ、作る工程もシンプルであり、誰にでも作ることができる。材料がもし3つであれば、お菓子の作れないお母さんでも作れる可能性があります。やはり子供が喜ぶのはお母さんの手作り!
私のお菓子はビーガンあるので、いずれは教室をして、アレルギーなどで食べられない子供たちがいつでも食べられるように、簡単に作れるレシピと作り方をより多くのお母さんにお伝えしたいと考えています。
シンプルなものは、皆を幸せにする!