泌尿器科クリニックで働き始めて
ちょうど1ヶ月。
週に3.4回しか働かないくせに
子どもの熱で3日間も休んだなぁ。
偶数月に院長と奥さんと面談をする決まり。
ちょうど1ヶ月だった昨日しました。
1.前回の面談で目標にしたことの達成度(私はなし)
2.クリニックの改善点
3.困っていること
4.次回面談までの目標
5.なんでもどうぞ
みたいなアンケート用紙をもらい、
それを持ってのぞむ。
1.3は私は特になし。
4は目標をたてる。
5はいつも休ませてもらってありがとうございます。
2は総合病院でいう看護手順書、処置介助などのマニュアルがなく、全て伝聞で教わっている。
統一した看護ケアを提供するためにも、マニュアルを作成した方がいいのではないか?あれここどうやっけ?となった時に振り返るものもなく、決まりがない。今後新しく看護師が入った時のことも考えると本気で作った方がいいのでは?
と伝えると
なんと!!マニュアルあった(笑)
誰も見てないマニュアル
それをチラチラと見てみると先生がやることは書いてあるけど、看護師のやることも書いてないし、どんなふうに清潔台を展開するかもないし、準備物品も不足。
先生曰く、
「今までマニュアルを必要としてくれる人がいなかったんだよ」
と。え、みんなどうやってやってんの。自己流?
で、ここで奥さん。
「これをたたき台にして、ここに自分のやり方を書き込んで自分のマニュアルを作ってるんだよ。」
…それってマニュアルなん?
看護師やスタッフがそれぞれ考えることは大事。
じゃあ結局みんながみんな違うことしてるってこと?
それに先生が合わせるの?
おかしくない?
なんでいつもいつも医者に合わせなあかんのって看護師も確かに病棟の時にはいました。
でもさ、それって理不尽なこと言うてる時はなんでやねん!って確かになるよ。でも違うやん。
処置する人がいかにやりやすく、いかに早く処置を終えることができるか、を介助するのが役目でしょ。
医者に合わせてるんじゃなくて、患者さんの苦痛の時間を減らすんだよって思ってた。
それってクリニックでも一緒で、
うちのクリニックもやけど医者は1人。
たった1人の医者に合わせればいいだけ。
先生がやりやすいように、
毎回同じ手順でなーーんも考えんでもいいくらい
流れるようにできたら早いでしょう。
と思うわけ。
それを言うても理解してくれず
個別でやりやすいの考えればいいんじゃない?的な。
いや、その個別性は間違ってるでしょ。
個別性のある看護は
スタッフの個別性ではなく
患者の個別性よ。
マニュアルがあって
そっからそのスタッフにあわせるんじゃなく
その患者さんに合わせるのよ。
マニュアルというたたき台から
患者の個別性に発展する。
なかなかわかってもらえなかったから、
途中であきらめる私と先生
でも救われるのは
先生と私の意見が同じということ。
いろんなところで。
で、作ってみようとなり、
ヤングナースにも言って、
もう1人のナースにも言うことにして、
半年くらいで全部できたらいいなー。
ヤングナースは
「そうですよ!やりましょ」
と自分も困った経験からやってくれる
なんせかわいい(笑)
たまにこっそり私がふと言うた疾患とかメモっててかわいい。
こっそりってのが可愛いねんけど、
全部バレてるねん