帰省して1年半になりました。

主人の仕事の都合もあり、長らく実家暮らしを満喫中。

もうしばらくでシカゴに戻る予定です。

 

1歳の息子とアメリカにいたころ、アメリカ人のお母さんから、

「日本人はこどもと添い寝するってほんと?」と聞かれることがありました。

長男は2歳をすぎるまでお乳をあげていたので、添い乳で寝ることが多くて、

私はいつも長男と同じ布団で寝ていました。

アメリカでは、赤ちゃんを一人で自分の部屋で寝かせるそうで、

2か月くらいとかから、赤ちゃんをベビーベッドで、

泣いていてもしばらく放置して寝かせるらしいです。

そうやって寝かせるうちに、赤ちゃんが自分で寝る力がついて、

自然にひとりで寝るようになるとのこと。

 

聞いた話では、私の知っている人は、

夜に2時間くらい泣いているのをほっといたこともあるらしい。

別室で寝ているからそこまで気にならず、

暗くても見えるカメラを赤ちゃんのそばにつけてあるので、

隣の部屋にいても何かあれば見えるとのこと。

 

当時のかかりつけだった小児科の先生にも、添い寝で寝ていることを伝えたら、

2歳になっても夜に2~3時間おきに起きるというのは、

お母さんもこどもも、眠りが浅くなって体に悪いから、

こどもを一人で寝かせる練習をしたほうがいい、

とアドバイスをもらいました。

 

でも私はどうしてもそれができなくて、

泣いている子をほっとくのはつらくて、

先生の助言に従わずに添い寝を続けていました。

 

もうすぐ4歳になる長男は、いまだに添い寝で寝ています。

断乳して起きる回数は減ったけど、

やっぱり3~4時間おきくらいには起きています。

次男も同じく添い寝なので、ふたりのこどもの間にぴったり挟まれて寝ています。

次男はまだ授乳中なので、3時間おきくらいに起きるし、

ふたりが交互に起きるので、私は一日中眠いです。

 

時々ふと、

アメリカにいたあの時、先生の助言の通りに添い寝をやめていれば、

今は長男だけでも一人で寝れるようになったのかな、

と思うことがあります。

 

でも、どうしてもできない。

私がそうやって自分の母に育てられたからかな、とも思うし、

最終的には、私が添い寝に幸せを感じているからだと思います。

 

ひと月ほど前の寒い日、長男がひさしぶりにおねしょをしました。

普段はあまりおねしょをしない子なので、

無防備に電気毛布をひいていたし、掛布団も濡れてしまいました。

夜中の2時くらいに長男が「おしっこした」

と言って起きたので、すぐに長男をお風呂場に連れて行って、

軽くシャワーをして、着替えさせて、私も着替えて、ひとまずリビングに寝かせて、

その後布団の始末と、また寝る準備。

次男は寝ていてくれて助かった。

長男と再び布団に戻ったのは30分後くらいで、

私が眠りについたのはさらに30分後。

 

ああ疲れた~と思いながら、時計を見ると夜中の3時。

すっかり冷えた体の長男と、ぎゅっとくっついて寝ると、

なんだかとっても気持ちよくて、

添い寝の幸せをかみしめました。

 

夜中に起きる回数が増える。眠りが浅くなる。おねしょの始末が大変。

それでもそれでも、やっぱり私は添い寝文化が好き。