


いよいよ今日からワールドカップっすねー。
コカコーラもワールドカップ・バージョン!

すみません、このボトルの写真を載せたかっただけですm(__)m
昨日はワタクシが参加している、海の環境を守るNPO法人"OWS"が主催するトークセッションに会場スタッフとして参加してきました。
今回のテーマはフジツボです。
そ、あの海岸の岩にビッシリくっついてて、ちょっとキモイヤツ。
でもその生態はとっても不思議なモノでした。
フジツボって貝みたいな固い殻があるので、近世までずっと貝類だと思われてきました。
でも、じっくり研究した(変わった)生物学者のおかげ?でエビやカニとおんなじ種類だということでした。
さらにビックリしたのはフジツボが食べ物でもあること!
なにしろエビやカニの仲間ですからねぇ、言われてみれば。
築地でも高級食材として取引されているそーですし、スペインや南アメリカでも一般に食べられているそうです。
で、ワタクシがイチバン驚いたのはフジツボががっちり岩に貼り付いている接着剤のことでした。
もちろん彼らは体内から特殊な液を出して、海水と混ぜてセメント状(!)のものを作って固着します。
熱に強く、水と混ざると瞬時に固まって、かつ生物に全く害がないというこのセメントは「夢の接着剤」として世界の科学者が研究しているそうです。
でもフジツボくん自体はこの構造を7,000万年前に作り上げていたというから生物ってフシギなものです。
今でも、ぐちゃ~っとたくさんいるとかなりキモいですけど、それでも彼に対する認識がかなり変わりましたね。
このフジツボについての説明してくださったのがとっても上品で美人の倉谷うららさん




今年になってからも、NHKの 「熱中倶楽部」 や J-WAVE に出演して、日夜フジツボへの愛情を熱く語っておられまする。
J-WAVEのパーソナリティのしょこたんこと 中川翔子サンのblogにも写真入りで登場していますよ

とてもそうは見えないのですが、彼女はフジツボ研究のためにウェールズに留学したというアクティブな方。
フジツボについてもっと知りたいっ!って方は彼女が書いた本をぜひぜひご覧になってください。
フジツボ―魅惑の足まねき (岩波科学ライブラリー)/倉谷 うらら

¥1,575
Amazon.co.jp
本についての詳しいご紹介は岩波書店のサイトのほうがいいかも→サイト
今回の会場は渋谷東急ハンズ前のモンベルクラブ。

この日の様子はOWSのblogにもアップされています。
トークセッションの後は恒例の打ち上げ

場所は宇田川町の居酒屋 「豪腕」 。ボリュームたっぷりで凝った料理で大満足!
倉谷サンや岩波書店の編集者の方、OWS理事で海洋写真家の高砂淳二サンも合流して楽しく
