


オリンピックも半分くらい過ぎたのでしょうか。
モーグルやフィギュアとかカーリングとかとか...。
例によって結構はまって見てます。
地上波の中継がないときはBSにして、日本人選手が出場していない種目を流しっぱなしにしたり。
今もラトビアとスロバキアのアイスホッケーのゲームが流れています。
プチスポーツバー状態です(笑)
にしても、いつもながら日本人選手に不利なルール改正はなくなりませんねー(>_<)
今回もモーグルで去年の秋に上村サンに不利なルール改正が行われました。
彼女は2007-2008シースンに、ターンを武器にワールドカップチャンピオンになりました。
そしたら、2008年にはスピード重視のルール改正(これでおっきいヒトが有利になりました)
昨年の秋にはターンのときにスキーエンドが滑っても減点対象にしないルール改正がされて、彼女の優位性が低くなりました。
結果はご覧のとおり。
とりあえずパワーのある速いヒトがメダルをとる結果になりました

こんな例はご存じのとおりいくいらでもありますよね。
ノルディック複合で日本がV字ジャンプで強くなったら距離のウエイトを大きくして。
あれから荻原健司サンは全く勝てなくなってしまいました。
ジャンプも長野で日本が勝ったあとに、身長に応じたスキーの長さ制限が導入されました。
背の高いヒトじゃないと遠くに飛べなくなりました。
スキーだけではありません。
F1でも、ホンダがターボエンジンで連戦連勝したら、ターボ禁止とか

ブラジル出身のアイルトン・セナも、非ヨーロッパ人に対する見えない差別にずいぶん苦労したとか。
1919年、国際連盟の規約を作る委員会で、日本は世界で初めて人種的差別撤廃提案を行いました。
かなりの加盟国の支持を受けていたのに、それまで過半数の賛成で決められていた規約が、この提案に限り全会一致にされて、否決されてしまいました。
議長国のアメリカやイギリスが反対したからです。
それからもう90年。
スポーツの世界では、ヨーロッパ人優遇が続いています。
アングロサクソンがよく言う"Fair"の概念がよくわからなくなってきます。
フィギュアスケートでも、今の採点方法になってから日本や韓国が台頭してきています。
日韓で表彰台独占なんてことになったら、またルール改正があるのでは?と勘ぐってしまいそうです。
なんか悲しいですね。
今日の相田みつを
「にんげん
我慾のかたまり
にんげんのわたし」

ですね。
人間は欲のかたまりです。
でも、欲がなければ進歩もないのかな。
このようにジブンを見つめて反省することしかできないのでしょうか。