ちょうど我が家には、漫画ワンピースの最新刊が置かれていて
私 :「もしあと三年生きれたとしても、ワンピースって完結してないよね?その後の、マンガは墓前に置いてね 笑」
主人 : 「墓前に供えるんじゃなくて、子供達に朗読させるよ 笑 」
私 : 「サンジ~!!とかって、読ませるの? 笑 」
主人 : 「そうそう 笑 」
っていう話を笑いながら、悲壮感のかけらもなく話していたのですが、
ふと気が付いてしまったんです。
子供たちがマンガを朗読できるって、そうとう大きくなっているはずなんですよ。
1歳の次男が小学3年生くらいになったら、ある程度スラスラ読めるはずなんですけど
そんなスラスラ読めるようになるときに、
私、この世にいないんだなー
って、思ったら
凄くイヤでした。
死にたくないって、
本当に思いました。
そんな状況になっても、涙の一粒も出ないあたり
私って鉄人!?って思ってしまうのですが、
でも、
将来のその時にいられないのが辛かったです。
想像なのに、
辛かったです。
主人が、沈黙を破るかのように
「でも、医者が余命を宣告するときは、三ヶ月とか半年とかだよ」
と一言。
そうだね。と私。
レントゲンに写り込んでいた白い影は、一円玉か十円玉くらいの大きさで、
個人的には「大きいな」と思いました。
もし、余命が間近ならどうしたいか?
そんなことが、ふと頭をよぎりました。