2023/4/3 13時25分。
私の最愛の猫の時間は永遠に止まってしまった。
今までの人生の中であんなに辛かった瞬間は今まで無い。これから先もずっと一緒に生きていけると思ってた。
うちの猫は茶トラのオスで元々は野良猫の所を
捕獲。てんかんを持ち、薬を飲みながらも
色んな病気を繰り返した17年間。
何度も病気で生死の境を彷徨いながら、最期は唐突に昨年10月の異変から始まった。
当初は鼻水が出てきた為、投薬すれば治ったので特に気にも留めなかった。その後また鼻水が出てきたが、薬も効かなくなり鼻水で呼吸苦しくなる。
呼吸が苦しいためにご飯、水を嫌がる様になり最期の3週間はほぼ寝たきり。この様に段階的に衰弱している中、私は嫁と2人で居ても立っても居られずほぼ毎日病院行って点滴で生きながらえさせる日々が続き、最後の日にチェーンストークス呼吸が始まった。そこから30分最後の呼吸を吐いて動かなくなってしまった。
毎回大病を患っても奇跡の復活を起こしてきたのに現実は無常だった。
そして今日火葬して骨となった。
愛猫が危篤状態になってから私は悲しみの衝撃に耐える為に色々な予習をして覚悟を決めた、筈だった。
だが結果は悲しみのあまり思考停止、現実逃避。
いい年こいたおっさんが無様に取り乱す始末。
ただ一緒に過ごした16年間は本当に幸せだった。
これから先何十年かは彼のいない世界で生きていかなきゃならない。果たしてはこれは現実なんだろうか?
まだ気持ちの整理が何もつかないまま
愛猫ねむの安息な日々を願って記載。