健康とは、「完全な肉体的(Physical)精神的(mental)霊性(spiritual)及び社会的福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の不在ではない。spirituality(霊性=魂)は生活の質を考えるために必要な本質的なものである。」

これは、WHO(世界保健機構)憲章前文の健康の定義の改正案として
1999年以降議論されているものです。


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Spiritualityとは何でしょうか?

それは、自分とは何者で、何のために生きていて、どこから来てどこへ行くのか?

そんな永遠の問いを探求する事。そして、本当の自分に出会い「あなたにしかない輝き」をもって、人生を謳歌する事ではないでしょうか。

本当の自分に出会い、自分のオリジナルな資質を輝かせて生きることができたら、自分を深く承認し、自ら自分自身をみたせるようになります。

自ら自分を満たすこと、自分を愛することができるようになると、自分の周りにいる人のありのままの姿も受け入れられるようになります。 どんな時も自分自身を好きでいられたら、人生はとてもハッピーです。

そして、全ての人は、Only Oneの存在なので、その人の役割が誰かとかぶることもなく。自分が望む行動をとっているだけで、その行動が自然と周りの人を喜ばせ、社会の役にたっているという状況が起きてきます。

それは、ジグソーパズルのピースが、しかるべきところに収まり全体で一つの大きな絵が完成するかのような調和と平和に満ちた社会です。


そんな社会の実現を願って。

まず、自分自身を知ること。自分を知らなければ、自分を愛することもできません。そして、ありのままの本当の自分を生きる必要があります。

そのために必要な各種セッション、講座を提供させていただきます。




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NHK大河ドラマ「篤姫」で、篤姫の母は、幼い篤姫にこのように言って聞かせました。(大河ドラマ篤姫の脚本家は田淵久美子さんです。)


篤姫 
「百姓はいくら働いても食べられないのに、何もしていない私が武家の娘であるというだけで、なぜ食べることができるのですか?」


母 
「あなたは、風の役割を考えたことがありますか?風があるから雲が動く。雲が集まって雨がふる。雨がふるから木が育つ。木があるから火が燃える。火があるから風になる。この世のものには、全て役割があるのです。それは人とて同じこと。百姓も侍も人の命の重さに変わりはありませぬ。されど、役割はおのずと変わります。田畑を耕し国を支えるのが百姓なら、その百姓を、命なげうってでも守るのが武家の役割。腹をすかせていては、百姓を守ることはできませぬ。百姓が丹精込めて作った米を心して食べるのです。」

この篤姫の母のいうお役目。

その人にしかないオリジナルな資質を発揮させて自分らしく生きる延長に、その人にしかなしえないお役目があるのではないかと思います。

そして、誰もがもっているお役目のすごいところ。

それは、自分が自分らしく生きているだけなのに、周りの全ての人を幸せにしてしまうところです。 自分自身のためにしていることが、同時に周りの人を幸せにし、それが広まって世界中を幸せにする。

そんな幸福が連鎖した社会の実現を願っています。