久しぶりの更新です。旅の途中で野垂れ死んでないですよ。なんだかブログ書くタイミングなかった、もといやる気がなくなっていただけです。南米旅行記につきましては、色々楽しいことありましたが恐らく書くことはないかと思います。理由は、めんどうくさい、そして詳細を忘れているからです。

 

さて、この温室、もとい日本にとっくに帰国してすっかりなじんでしまっている私ではありますが、今回ふとこの記事を書こうと思いましたのは、いまだに私のブログにちょくちょくアクセスしてくださる奇特な方がいらっしゃるようで、特にワーホリまとめ記事へのアクセスが多いみたいですので、ワーホリ+放浪を経験した三十路男のその後なんかも、みなさまの参考になるかなあと思いまして、PCに向かうことにしたわけであります。なんという、なんという善意のかたまりッッッ…!!

 

というわけで結論から簡単に言いますと、普通に就活した結果現在普通に働いております。今回の記事では、就活から実際の今の仕事でのことについてまで、みなさまの参考になりそうなポイントを抽出してお届けしたいと思います。海外に出る人と十把一絡げに言うても、帰国後の予定はそれぞれ異なることかと思います。がしかし多くはお金をだいぶ使い、早く働きたいという方は多いのではと思いますので、そういう方には特に読んでいただければ少しはお役に立てる内容もあるのかな、と思います。

 

1.現在の転職市況

業界によるかとは思いますが、求人数はとても多く職を選ばなければすぐに仕事は見つけられるかと思います。しかしながら一方、魅力的な条件の求人には転職市場の好況という事態を認識しキャリアアップを図る転職希望者などが押し寄せており、けっこうな競争にさらされる状況ではあります。

 

2.ワーホリ/バックパッカー経験者であるということについての社会の反応

けっこうここは気にされる方は多いのではないでしょうか。ネット上でも様々な方が体験を語っておられます。これはあくまで個人的な感想ですが、面接にて、どちらの経験についても渋い反応されることはありませんでした。そもそも渋い反応してるとこは面接には呼んでこないんだと思いますが。しかしワーホリについての経験より、バックパッカー経験について食いつく面接官の方が断然多かったです。バイタリティがあるとか、面白いネタ持ってるとかポジティブな評価につながることは思いのほか多かったかなあと思います。私は訪問国数が述べで60程になりまして、その数のインパクトで興味を持っていただいた方も多かったように思います。数多く国に行けばいいわけじゃないという意見もありますが、したたかに考えると上っ面でも数字が与える印象というのはそれほど興味がない人にとっては大きく響きがちな部分はあると思います。逆に掘り下げられると浅くなりがちなので注意が必要ですが。笑

ただしいずれにしましても自分が志望していた職種が海外と取引する関連だったことから、元々そういうアウトゴーイングな気質を受け入れる土壌があるだろうことをおことわりしておきます。あんまり固く考えすぎてもせっかくの海外生活に水を差してしまうかもしれませんが、帰国後どういうことしたいとか漠然とでも見えてましたらせっかく自由にやれる環境にいるので、時には思い切って仕事目線で行動してみるのも非常にいいことだと思います。たとえば自分は食品関係の海外営業とかが良いと漠然とした思いがありましたので、スーパーを見て回って写真撮りまくったり(スーパーによってはNG)地元の人においしいレストランを教えてもらったりということはどこに行っても積極的にしていました。ある商社の面接では何か面白い商材はありましたかと聞かれて、ペルーで飲んだ紫色のとうもろこしドリンク(名前忘れた。チチャみたいなやつ)が斬新でしたと話してウケたということもありました。ゆくゆくは日本に戻る、もしくは日本企業と取引する仕事に就く、という考えが少しでもあるのであれば、日本の市場も意識して行動することはどこかで必ずプラスになると思います。

 

3.わたし個人の転職活動詳細

2か月程活動して、応募したのが20社超、面接は10社、最終面接まで行ったのが4社、内定出たのが2社という感じでした。けっこう面接しました。使ったのはリクルートエージェントだけです。DODAも使おうとしましたが、担当の方はアイドルのような美人だったのですがなかなかそりが合わず、リクルートの辣腕熟女エージェントの方に全投げしておりました。

 

4.現在の仕事

詳細は伏せますが、勤務し始めてもう半年経っております。色々と考える部分もありこの先どれぐらい続けられるかは不明ですが、新しい経験・知識を得られていることには充実感があります。別にブラックというわけではありません。

 

昨日たまたま就活前の男子大学生二人組の会話をタリーズで小耳にはさみ、思うところありました。業界研究がーとか自己分析がーなど話しておりましたが、当然のことですが仕事って始めてみないと見えない部分が非常に多いです。私も、前職でも現職でも面接では明かされなかった衝撃の事実が内定受諾後に続々明らかになったものです(別にブラックというわけではありません、たぶん)。社会は理不尽と苦難の連続のように思えます。しかし仕事というのはそもそもある課題解決を求められてそれを引き受けるという契約です。与えられる枠が違えど募集要項で求められた課題は動きません。(たぶん)

課題が定まっていればジグソーパズルのようにピースを当てはめて解決していくのです。そして万一仮にクリアできなくても人生がゲームオーバーになるわけではありません。それぐらいの軽い気持ちで生きていけばストレスも減るんじゃないでしょうか。と、私はそう自分に言いかせています。

 

以上です。それではみなさんごきげんよう。