あなたを好きになってもいいですか? 9 | 親バカでごめんなさい♡

親バカでごめんなさい♡

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次女 ソフィア
アニマルコミュニケーターもしています。
よろしくお願いします!

それでは続きを、どうぞ☆



ペタ、コメントお待ちしておりまぁす♪



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「とりあえず放課後、生徒会室に来い。」



「いや、だから誰も入るなんて言ってない!!」



「拒否権は?」



「…な、い。」



ニヤッと笑う杉田琉生。



ムカツク…。



そう思っていると後ろから



「やったー!あーちゃんよろしくねっ♪」



「だから、あーちゃん呼ぶな!」



「だって、あーちゃんだよね?」



「いや、そうだけど…。」



「あーちゃんって呼んだらダメ…?」



そんな可愛い顔で聞かないでぇ!!



「ねぇ、ダメ…?」



「…分かったわよ。」



「やった♪」



やられた…。



そんなこんなで、あたしは生徒会に入ることになってしまった…



頭を抱え込むあたしに



「あーちゃん大丈夫??」



「…めーちゃんっ。」



思わず抱きついた。



めーちゃんは“よしよし”と頭を撫でてくれた。



めーちゃんの手は落ち着く。



「…どうしよ。」



「何かあったら、すぐ言いなね?」



「…ん。」



めーちゃんも、あたしに昔何があったか知ってるからスゴク心配してくれる。



周りの女の子たちからは“いいないいな”との声が聞こえてる。



代われるのなら代わってほしい。



あたしだって好きで入ったわけじゃない。



とりあえず今日の放課後か。



今は自分のことで精一杯で、あたしを睨みつけている彼女に気が付かなかった。



つづく…