それでは続きを、どうぞ☆
ペタ、コメントお待ちしておりまぁす♪
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今日は頭髪服装検査の日。
もちろんあたしや、めーちゃんは引っかからない。
めーちゃんは、ちょっと茶色だけど許される範囲らしい。
あたしはというと真っ黒。
一度美容室に行って染めてもらったんだけど
「こんな太くて1本1本しっかりしてる髪の毛初めて見た!」
と言われ結果うまく染まらなかったということがあり、もう2度と染めないと決めた。
別に気になってるわけじゃないけど、あの3人はどうなるんだろう。
もうすでに3人は椅子に座ってる。
杉田琉生は寝てるし。
宮田亜騎斗は携帯いじってて。
石田哉太なんて窓の外を見てボーッとしてる。
ほんと勝手だわ。
って、あたし何考えてんの!?
関係ないじゃん!!
あぁ…イライラする!
「あーちゃん、大丈夫…?」
また、あたしが頭をポカポカやっていた為、めーちゃんが心配そうに顔を覗き込んできた。
「あ、大丈夫だよ。ありがとう!」
そう言うと可愛い笑顔を見せ
「良かった!」
と笑った。
ヤバイよね、この笑顔。
私が男なら絶対惚れてる。
きっとクラスでも、めーちゃんに惚れてる人は、たくさんいるはず。
きっと、あの人も。
あ、あの人も。
あ、あの人も…
って、あれ…?
何で、あたしみんなと目が合うんだろ?
首を傾げてると、めーちゃんが笑って耳打ちしてきた。
「あーちゃん相変わらモテるね~♪」
はっ!?
んなわけないよ!!
あたしなんか背だって小さいし胸だって小さいし第一可愛くない!!
思ってると
「チッ。」
「許せない。」
「……。」
色んな声が聞こえてきた。
つづく…