ボディターンスイングの軌道から外れやすいテイクバックの初動動作 | ゴルフツアープロコーチ・野球トレーナー摩季れい子

さあ、昨日までのプログではMAKIジュニアゴルフアカデミーが進めているスイングの科学(慣性モーメント)を活用したアプローチショットの方法をご紹介しました。

ショートゲームを極めたいと考えておられるゴルファーの皆様
ぜひお試し下さいねビックリマーク

さて、今日はスイングのプレーン作りのメカニズムに戻ります。

日々悩むことが多いスイングの軌道作り。

より安定した軌道の再現性を高めたい。
そのためにもボディターンにリンクするスイング軌道をGETしたい。

スイング軌道の方向は、アドレスから始動するグリップのコッキンング(あるorない)がプレーンの方向を決める重要性があることを知って頂きたいのです。


【アドレスのグリップの位置から、「後方にフェイスを引く」動作はオンプレーンから外れやすい】


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テイクバックの初動でフェイスを後方に引く。

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この動作がボディターンスイングの軌道から外れて行く動きだといことを知らなければ、オンプレーン作りは難しいのです。

アドレスからテイクバックに入るスイング初動が
ボディターンスイング軌道から外れれば、
トップポジションからダウンスイング、
そしてインパクトまでの軌道を常に
軌道修正しなければならないのです。

再現性の高いスイングから遠ざかる瞬間が、
テイクバックの初動で「フェイスを後方に引く」
動作なのです。

ジュニア期で教わるスキルが「後方に引く」では、
プレーンを外してテイクバックを作る習慣がついて
軌道がなかなか安定しない。
結果が伴わない。
そんなゴルファーを育成することになるのです。


つづく