野球トレーナーとして多くの故障選手のリ・コンデイショニングを進めて来た私ですが、術後2カ月間の安静後のリハビリトレーニングはかってない症例。
少なくとも特別な症例でなければ、術後2から3週目ぐらいから拘縮予防の可動域改善訓練を開始することが多いからです。
タイガ君(中1)は手術の2カ月後からリハビリ訓練を開始したケース。
一般的には遅いと思われるケースですね。
2カ月間の拘縮は激しく、トレーニング開始前の肘の状態は屈曲角度が70度あたり
かなり固まっていますね。
でも
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タイガ君は、肘の改善訓練と野球トレーニングを必死で取り組み、ボールが再び投げれるように頑張っています。
肘の故障で「安静に」することが肩も弱らせていきます。
だから、投げるタイミングを脚を使って、体を使って、肩を安定させ、肘にできるだけ負担が少なく使えるように、投球筋肉を鍛えています。
なので、投球腕トレーニングで肩を強く!!!
コアバランスでフィジカルを強く!!
PNFトレーニングと筋肉コンディションニングで、肘関節のROM(可動域改善)訓練後は45度あたりまで伸展ができるようになってきました


サポートしてあげれば少し肘が伸び、手の甲が床に着くこともあります。
そのためにも、伸びにくい肘に負担をかけないように、足を使い、足で捕球し、足で投げれるように、必死でアンジュレーショントレーニングを頑張っています



アンジュレーショントレーニング(粘り強く足を俊敏に使えるようにするトレーニング)に熱い思いで挑戦しています。
今、キャッチャーからファーストへコンバートすることも視野に入れ、グランド練習しているタイガ君です。
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野球人生を奪いかねない幼い子供達の野球肘や野球肩を無くしたいと切に願っている私です。
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