先日、友人から「妊娠したかも?」と連絡があり
何か参考になれば、と思いつく限りでざっくり書いてみました。

◯日本語可なドクターが良いか、その必要がないか。

日本語可なドクターかそうでないか、シンガポールで多くの%を占める
短期滞在(主に駐在員家族)の日本人の方はまず考えると思います。

私もその1人でした。
ひとりめの妊娠の時には、最初ローカルの先生で
日本語通訳の方がいるクリニックを選びましたが
やはり、ドクターと英語で話せないことに不安があり、
日本人ドクターに診てもらえるクリニックに変更しました。

しかし、ひとつ気をつけないといけないのは
日本語可能なドクターで分娩までしてもらえるのは
MOTOKOクリニックの先生のみということ。

ラッフルズホスピタルの先生は、最後の1ヶ月は、ローカルの先生、
実際の分娩の際もその先生になります。
でも日本人に慣れている先生もいるので、
出産に必要な医療用語は日本語でも話してもらえました。
また、出産の時にも日本人の先生も立ち会ってもらえたので安心できました。

私の把握している限りだと、日本語可能なドクターはこの2院のみだと思います。


◯プライベートにするか、国立病院するか。

プライベートだと先生、病院によって価格がかなり高い場合も。
上の日本語可な先生、病院は高いということで有名です。
ただその分待ち時間が短い等メリットがある場合も。

私の通っていた国立病院(NUH)は、待ち時間が非常に長かったです。
毎回検診は1時間待ちは当たり前、検査では2時間位待つこともありました。


◯出産方法にこだわりがあるかどうか。

シンガポールでは硬膜外麻酔での無痛分娩が一般的です。

働いている女性も多いですが
産休が短く(国民は16週間、外国人だと会社によりますが、8-12週間の場合も)
出産前ギリギリまで仕事をして、
産後に出来るだけ長くとりたいという理由もあってか
計画出産をする方も多いようです。

日本人の友人でも、家族に産後のサポートのために来てもらうのを
計画的に出来るように、計画出産を選ぶ方も割と多い印象です。

「こういう出産をしたいな」と考えている場合には、
ネットの口コミ等で探すと色々と調べられます。

私の場合、1人目は無痛にしましたが、途中から麻酔の効きが悪く
副作用のため高熱が出てしまい、最終的に吸引分娩となりました。
吸引分娩となり、会陰切開が広くなったため産後が辛く、
できるだけ傷口が浅く済む方法が良いと考え、辿り着いたのが
必要ない場合には会陰切開せずにも産ませてくれるような
ドクターを探そうと決めました。

その時にお世話になったのが

【母乳育児の星☆】
【Stork's Nest Singapore】というFacebookのグループ。
※どちらも非公開グループなので、申請した後に承認してもらう必要があるようです。

①【母乳育児の星☆】は
授乳や育児全般に関する悩み、迷いに関して、
それぞれのメンバー同士で思いや体験などを共有できるようにと
母乳育児の専門家の方が作ったグループ。

②【Stork's Nest Singapore】は、
上記の英語バージョンといった感じ。
色々な国から来ているママが妊娠・出産・子育てのことで
悩みを共有したり、情報収集したいしている非常にアクティブなグループ。

私は、①で情報収集をして、
2名の方から返信をいただき、そのうちの1名の方が
友だちの友だちだったため、お電話で詳しいお話を聞きました。

また、並行して②でも
「こんな出産がしたいのですが、良い先生知っていますか?」と
質問をしました。
すると、1-2日で40人もの方からオススメの先生や
自分の出産経験について教えてもらい、とっても助かりました♪

その中でそれぞれの病院の方針や費用について調べて
自然分娩の人も利用が多く、水中出産の施設もあるNUHに決め、
電話でオススメしてもらったドクターに決めました。


◯保険にはいるか否か。

ご主人、ご自身の会社、個人で入っている保険が妊娠適用であれば良いですが
そうでない場合、切迫早産で入院、未熟児で生まれて保育器が必要になった場合など
高額の医療費がかかります。

妊娠してから入れる保険も高額ですが、あるようです。
以前に調べた時には、このエージェントで細かく教えてもらいました。

Expat Insurance

以上、ざっくりですが、シンガポールで妊娠して「はっ!どうしよう。」と
なった方のお役に少しでも立てれば嬉しいです。