はぁっはぁっ!


参ったなぁ。

反則だよね!彼の叫び声って聞いたことない。

智くんが、キャーって鳴いてベッドに落ちていった

初めての悲鳴にも似た声だった

明らかにやり過ぎた

焦った💦

「智くんっ!ごめん。サトシっ!」

ピシャッピシャッ!

「大丈夫?」

あ~ダメだ。もう、意識がなくて動かない。


色々飛び散っちゃた……

キレイにしてから、布団を掛けた。

自分は、シャワーで洗い流してドライヤーをかけてから、そっと寝室を覗きに行ったけど、全く体勢変わっていない。

耳もとでドラムを叩いても、起きない感じ。

あ~暇だ

こうなると、起こしたくなってくる。


ツンツン

首や額に汗が滲んでいる

布団が暑いのかな?

これ、取ると………!あ、そりゃ、全裸だよね。

「やははぁ~ん。可愛いぃ~」

ガバッ

チュ~ッ💋こうなりゃ、全身にキスマークつけてやる‼️

首筋から脇の下、ウエスト茂み……

リアルで露ながっせきのポーズ

ぴちゅ~う💙いただき!パクッ


『しょ……もぉ、やめて』

あっ!起きていた

『……気持ち悪い』

体に張り付く汗や、ベタベタを嫌がるキミ

「シャワーに連れて行くから」

『………』

無視した……え?怒ってる?


バスローブをかけて、風呂場に連れていく

歩けると言うのに、力が入らないのか何度も膝が崩れる彼を、とうとうエイッと抱き上げた。

『ごめん。翔……』

「愛してるよ❤️」

『ふふっ。ヴァカ💙』

だから、最初からうちのお風呂には椅子がある。

パウダールームに使うと思われてるけど、本当の使い道はこんな時の彼のため。


シャワーを強めに出して、

「スタンバイOK。今から洗います。」

『もう~洗車じゃないんだから』

なんて、笑うぐらいの余裕が出てきた

『あ、ちょっと待って!………これは?』