事実を確かめようもないことで、私一人の妄想かもしれないけれど、今心にかかっている、私が感じたことを書いてみる。


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何をどう書いていいのかわからない。


ただ、ある人たちに対して、とても深い裏切りをしたと感じている。



理由は、自分の現実を棚上げして、「良い話」ばかり書くなど…上辺を取り繕うという、偽り・嘘を伝えたから。


ある音楽グループさんを応援したくて「みなさんの音楽に励まされ力を頂いています」などと手紙を書きながら、


現実の自分は、家事も仕事も人間関係もセルフケアも、最低限のギリギリの線を保っているような、お粗末な在り方だった。


ライブMCで会場のみんなと約束した言葉「カッコよくて、可愛くて、面白い人になる」から、ほど遠い自分だった。


「自分を大切にしない在り方は、人を傷つけることになる」という言葉を目にした。


そんな風に、さまざまな面で自分を疎かに粗末に扱っていたことが、人を傷つける結果になったのだと思う。


間違った方向に進んでいるのを知らせる、修正や立ち止まるスイッチが、弱くなるのだろう。


ぼんやりと「何が違う、不自然だ」と感じながら、焦りや不安な気持ちで突き進んでしまった。


具体的には、


自分の言動に対する注意力が下がり、境界線を超えて、相手方の個人的なことに立ち入り過ぎた物言いをしたり、


伝える必要のない自分事を書き過ぎたり、


挙句の果ては、ワールドツアー前の、エネルギーも時間も集中が必要な時期に、


「立ち入り過ぎたお便りをしました。距離感がおかしくなっていました、共依存症の症状でした」


などと、これまで応援してきたことを、否定して卓袱台返しをするような、乱暴失礼な心ないお便りを書いて送ってしまった。


しかも、自分がその状況を認めるために、あえて伝えさせて頂きます、と書いて。


自己中心・身勝手の極みだった。


先方からしたら、身勝手を超えて、もう何が何だかわからなくなるレベルの話だと思う。


その頃に、そのアーティストさんが関わった楽曲の中は「狂人なの?」という歌詞があり、


まさに、そのような気持ちになってもおかしくないことをしたのだと思う。


その音楽グループさんの歌や世界観にふれて、

沢山の新しい行動や、さまざまな感情を経験する機会を頂いたのに、


そのことに見合うよう、自分自身を磨くことができなかった。

自分を変えられなかった。


音楽・歌を聴かせて頂き、皆さんが新しいことにどんどんチャレンジする姿を見せて頂き、自分も新しく行動できているような、変化してきているようなふりをしてしまった。


誠実でなかったです。嘘偽りを伝えてごめんなさい。


無理に自分の話など伝えず、ただ、お届けしたいと思った情報を伝えるだけに留めておけるとよかったです。


立ち入り過ぎの、個人的なことがらや言動についてあれこれ意見するなど、


最後は本当に自分でもどうかしていました。


取り返しのつない不信を働き、申し訳ありませんでした。


埋め合わせのできないことだけれど、これ以上のご迷惑をかけないよう、お便りやメッセージを送らないことはもちろん、安全な距離を保てるよう、作品を聴かせて頂くだけの関わりに戻ります。


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気持ちの悪い思いをされたと思うのに、


最近発表されたMV動画では、着ぐるみのうさぎとメンバーさんが手を繋いだり、そのうさぎをメンバーさんが抱きしめたりしていて、


弱さ、欠点、感情を隠した「偽りの姿」であっても、そんな自分に自分が寄り添い、ハグして、受け入れて仲良く付き合ってゆくんだよ、


どんな自分でも、寄り添って受け入れて、

自分で自分を助けてあげるんだよ。


そう教えてくれているように感じた。


ひどい裏切りをしたのに、最後まで、愛あるハートで表現しておられるメンバーさん、音楽グループさんに、


頭の下がる思い。尊敬の思いでいっぱいになった。


もう合わせる顔がない私だけれど、音楽、歌、言葉など、メンバーさんたちの表現は、正直でいること、目の前の状況に愛の思いから関わることなどを


その在り方で示して頂いた。


偽りなく、正直な自分であること。


音楽グループさんが示してくださった姿を心に留めて、私自身も身につけていこう。


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家族との関わりで、本当のことを話すのでなく、上辺を取り繕う話し方・関わり方をしてきたように思う。それが習い性になっていた。


取り繕う、というと柔らかく聞こえるが、文字通り「偽り・嘘」だ。


あまりに長年続け過ぎて、上辺を取り繕う、嘘偽りに、抵抗がなくなってしまってると思う。


「誰も、不和や感情を刺激する、耳障りな話は聞きたくない」「だから、当たり障りない話をするのが良いのだ」


言葉にするとおかしなことだけれど、そんな感覚が身についている。


そんな関わり方は、本当には人と関われない。

もう、それはやめたい。


反射でやってしまうけれど、まず、やってることに気づいて、本当はどう言えるとよかったのか、真実になるのか、自分の心の中で言い換えをするところから、やってみよう。


一つずつ、正直な関わりを増やすことが、音楽グループさんへの埋め合わせと思って、続けよう。


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とりとめない話を読んでくださりありがとうございました。