ぷち帰国子女です。
2歳から4歳ごろまで、ポルトガルにおりました。
記憶にもない2年。
ポルトガルで通っていた幼稚園の園歌だけ、
家族全員で歌えるという怪。
きっと私の国際性を養ったであろうポルトガルに、
学生生活最後の年である今年の夏休みに、
1か月ほど行けるかもしれないという、素敵な予感です。
父上の大学から、
ポルトガルの大学に学生を送り込んで、
短期留学的なことをやってるらしく、
パパ上は大学でポルトガル語の授業を持ち、
ゼミを持っているにもかかわらず、
ポルトガルなんてヨーロッパの僻地に1か月も行きたい今時の若者はおらず、
そのおこぼれで娘が行けるかもしれないのです。
いいじゃんねぇ。ポルトガル・・・(・∀・)
あんな、スペインの一区画みたいな立地でありながら、
大航海時代を背負って立ち、
はるばる日本にも渡り、
営利ではなく布教目的で日本語を習得する勤勉さ。
そして、スペインの一区画みたいな立地のくせに、
独自の言語を持ち、
国土の広さの関係からいえば「ブラジル語」と言われてもおかしくないのに、
ポルトガル由来の言語であることを守り抜いてる。
「ポルトガル語」なんて聞くと、
ポルトガルで使われてる言語、としか思えないのに、
調べてみたら、世界における話者数なんと2億人超。
順位で言うと、世界で6番目に話されてる言語。
パパ上いわく、
最近の大学は、第二外国語とかいって、
盛んにフランス語やイタリア語の授業を設けてるけど、
まったくのナンセンスだと。
私が思うに、
フランス語やイタリア語より、
ポルトガル語の人気がないのは、
まぎれもなく、
「~~語」として冠している国名が、地味だからだと思います。
私の海外経験を話すと、
「えー?ポルトガルーー?? ザビエルー??」と、
一様に言われたものです。
「コンペイトウ」も、「ボタン」も、
全部ポルトガルからの外来語なのに、
どうしてこうも日本にはポルトガルが定着しなかったでしょうね。不思議。
「ブラジル語」にしとけば、もうちょっと違ったかもしれない。
ジーコだって、ポルトガル語をしゃべってるのです。(パパ上の誇り。
と、語るだけは語れるものの、
当の私がポルトガル語を全く覚えていない。
いつか、もう一度行きたいとは思っていました。
海外に物怖じせず、
英語に興味を持ち、学び、
小学生の時から「日本人らしさ」と「外国人っぽさ」に熱い関心をよせ、
悪い意味で使われる日本人らしさと戦い(ex.NOと言えない、目を見て話せないなど)、
今の自分を形成した土壌であろうポルトガル。
自分の目で確認したいと思っていました。
1か月でポルトガル語をマスターして帰らせる、みたいなプログラムだそうで、
主にヨーロッパから学生が集まるらしく、
言語体系の全く違う日本人にはかなり不利と思われます。
でも、ポルトガル語なんか別に喋れるようにならなくていいので、
(英語喋れるから、実際問題ないので、というおごり。)
1か月も海外に居られるという、
おそらくもう2度とないチャンスだけ、
モノにしてこようと思います。
うずうず。
とりあえず今は、
パスポート切れてることに気付いて、
本籍離れてるために、更新がひどく面倒なことに苛立っています。
うずうず。