aoiの就学 その3です。
12月中旬。
待ってました、教育委員会からのお呼びだし。
aoiの就学先決定を聞きに伺いました。
結果。
「地元の支援級への進学と決定する」
教育委員長より
「学校もすぐ動いてくれるはずですから。」と。
そしてその通り。
教育委員会から帰宅して間もなく、校長先生から電話を頂きました。
「決定おめでとうございます。aoiくんのことは教頭を窓口にしますので、
いつでも何でも連絡を入れて下さい。」とのこと。
そして、夕方には教頭先生からもお電話を頂きました。
お二方ともとても親身です。
こうしてaoiの就学先が決まりました!!!
「ありがとうございまーーーす!」と、北の大空に叫びたい気持ちでした。
* * * *
2月中旬。
体験入学です。
新一年生になる6人と保護者で小学校へ。
子供達はウキウキです。
aoiもなんだかウキウキです。
しかしまぁ。。。
ほんの2時間で「こんなに色んなことをしでかしてくれますか!」ってなもんで。
aoiの様子は申し訳ないの一言でしたが、
小学校すべての雰囲気が本当に有難かったので記録しちゃいます。
写真はないので、ちょいと絵を描いてみましたよ。
小学校の玄関では
校長先生・教頭先生・教務主任・先生数名が待ち構えて迎えて下さいました。
子供たち一人一人に「〇〇くん、よく来たね!待ってたよ。」と声をかけて。
もうこの時点でアットホームです。
入学説明会の会場は視聴覚室でした。
初めて見るものだらけのaoiは興味津々です。
視聴覚室って言ったらアレですね、暗幕カーテン。必ずありますね。
aoi、さっそくこれに目を付けて、隠れて遊び出しました。
うん、現れるたびに形相がグレードアップしてる(静電気)。
そこは3年間保育園でともに過ごした同級生たちにお母さん。
全く気にしません。ありがたや・・・。
説明会スタートです。
校長先生がみんなの前に立ちました。
並んじゃった。涙
並んで登壇しちゃった。涙涙
それまでカーテンの裏にいたのに。
脇に控えていた教頭先生 「お。aoi先生も登壇だ。」と突っ込みます。
校長先生 「みなさん、こんにちは! はい、aoi先生もこんにちは!」とノッちゃいます。
校長先生のお話の間は前に出て、終わった途端にaoiも下がります。
何様なんだーーーー!
次は授業見学。
1,2年生が子供達を呼びに来ました(aoiの学校は人数が少ないので複式学級)。
みんなで図工の授業を見学し、一緒に遊ぶ予定。
この間、親は視聴覚室に残って保護者説明会でした。
説明会終了とともにaoiが視聴覚室に戻ってきました。
付いていてくれた先生は笑顔でこう言いました。
「学校中を3周しましたー。」
∑(-x-;) すいません、すいません、すいません・・・・。
授業見学からそのまま、ホールで1,2年生とともにみんなで給食。
視聴覚室(2階)に戻ってきてしまっていたaoiは、
みんなが勢ぞろいしているホール(1階)の雰囲気に圧倒されてしまい、
中に入っていくことができませんでした。
そうしたら、aoiに終始付いていてくれた教務主任の先生が
私とaoiの分の給食を2階まで運んでくれました。
私たちはホールの様子を見下ろせるテラス席のようなところでご飯です。
1階にいるみんなのところと2階の私たちのところに、
校長・教頭・教務主任がかわるがわるに行ったり来たりして、
必ず誰かしらがaoiの様子を見ているようにして下さいました。
早々に給食のカレーを食べ終えた生徒たちがaoiのところにやって来ます。
「aoちゃん、カレー食べれた?」
「うん、食べてるよー。」
「そうか、よかった。今日のカレーね、なんかいつもより辛かったの。
私でも辛かったからaoちゃん大丈夫かな?って思ってさ。」
そんな心配を!!!!
ありがとう。。。。おばちゃん、嬉しくてビックリ。
1年生の女の子です。素敵すぎる…。
そんなこんなで給食を食べ終えたら解散だったのですが、
最後にaoiは更にやらかしました。
ずっと付いていてくれた教務主任の先生のネクタイを・・・。
つかんでひっぱった・・・・。
私、頭真っ白です。
ここまでに溜まりに溜まっていた、私の中の「申し訳ないメーター」の針が振り切れて
声を荒げ、「あんた何してんの!」と言いかけました。
そんな私を制して、主任先生はこんな会話を始めました。
「aoiくん!気付いてくれたんだね!」
「ん!」
(?)
「僕はねぇ、今日はちょっとでもみんなに好かれようとねぇ・・・」
(???)
「キティちゃんのネクタイをしてきたんだ!!!」
( Σ(・ω・ノ)ノ! ほんとだ!)
「みゃ~~おぅ」
「うん、そうだよ。キティちゃんは好きかい?」
「はい!」
「そうかー、良かった。今朝はドラえもんと迷ったんだよ。入学式はドラえもんにしようかな?」
「のぅっ!(NO!やだ!)」
「お!そうか。じゃあ・・・入学式もキティちゃんだ。(b^-゜) 」
「はい!」
・・・・。いい人すぎる。(TωT)
しゃべれないaoiは、気付いた物事に口より先に手が出てしまいます。
今回もそう。
いやですよね、ネクタイつかまれたら。
こんなの、普通に大失敗の態度です。
でも、失敗を失敗にさせない機転。
もう、本当になんて言ったらいいのか・・・。
改めて主任先生に
「本当に申し訳ありません。最初から最後まで流れの通りにもできないし、自由過ぎる状態で。」
と、頭を下げて言ったところ、これまたビックリの言葉が返ってきました。
「全然ですよ!まずはaoiくんが楽しめてよかった。
aoiくんが『ここは自分を出していい場所なんだ。』って思えたことがいいんです。
まずは楽しく学校に来れて、ルールとかはそのあとから覚えていけばいいんです。
今日はすごくいいスタートを切れたと思いますよ。」
どうしよう。。。
こんな風にとらえてもらえるとは夢にも思いませんでした。
「ありがとうございます。」と頭を下げることしかできませんでした。
aoiのアジャパを気にしない子供達。
aoiのことを気にかけてくれる子供達。
全部ひっくるめて受け入れてくれる器の小学校。
aoi、あんた本当に恵まれてる。
aoiも成長しなくちゃ。
頑張ろう。
こんなやり取りをして、みんなからだいぶ遅れて帰りの玄関へ。
先生方皆さんで見送ってくれました。
aoiはこの日、お供に山手線のオモチャを持って行っていたのですが。
玄関から去り際に、狙ったかのようにボタンを押して
♪チロリロリロ チロリロリロ チロリロリロリ~ン♪
と、発車の音楽を鳴らして去って行きました。
「あ。aoiくん発車した。」との先生の言葉を背中に受けながら。
発車オーライ・・・。
お母さん、ぐったり。(゚ーÅ)
長々と最後までお付き合いありがとうございました。
ちなみに。
私は体質的にカレーが食べられません。
が、こんなに迷惑をかけている中で「食べられない。」と言い出せず、
この日、25年振りくらいでカレーを食べました。
家に帰って、貧血と下痢に見舞われたのも、良き思い出。






