私はぱたんぱたんと歩く。生まれつき左上肢・下肢に麻痺があるからだ。
微妙な加減の身体事情については追々書くかもしれない。
だから今を歩く。旅を歩く。歩けるうちに歩く。ただし無理はしない。
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)を訪問。
だって好きなんですもの 猫。
お城に続いて、ものすごく猪熊弦一郎氏に関心があるかと問われると
やっぱりごめんなさい。そうでもない。以前から存じあげているものの
現代美術における氏の立ち位置や作品についてはとんと疎い。
ただただ猫が好き。
この瞬間、自身が立っている土地、その芸術の中に猫がいれば行ってみたくなるものなのです。
猫たちの絵、添えられた谷川俊太郎氏の言葉。出会えたこの日に満足。
ゆっくり回った後は、待望のおやつタイム。
静かな館内のカフェでコーヒーとケーキをいただきます。
薄っぺらい好奇心が、新たな扉を開く原動力でもいいじゃない。
高松に戻るとしましょうか。

