回復整体の学校に入り校長先生に言われたのは
「揉んで体が治ったことがありますか?」
自分の経験からその通りだと。

 

学校では脳の反応についても学び
なぜ回復整体は押したり、揉んだりしないのか?

身体への外部からの刺激は単純に『安全な刺激』か『危険な刺激(攻撃)』のどちらかに脳が判断します。当然『危険』と判断した場合は身体を守ろうとするため、筋肉を緊張させます。


肩がこった時にもんだり、腰が痛い時に押したりした事は誰でもあると思いますが、
この押したりもんだりという刺激を脳は『危険』と判断します。
『危険』と判断した脳は身体を守ろうと筋肉を緊張させ硬くしますので〝コリ〟や〝痛み〟を解消するどころか悪化させてしまうのです。

 

わかりやすい例でいえば強い刺激のマッサージに慣れてくると〝前より強く押さないと効かない〟という風になってきます。これは上記のような自己防衛反応の繰り返しで知らず知らずに自分が招いた結果であるのです。

 

まさしく以前の自分に当てはまりました。その当時は学校で習うものが絶対でしたので押したり、揉んだりはダメという考えでしたが、今ではいろいろな事も学び経験しましたのでマッサージを全面否定はしません。

 

肩が痛い、腰が痛いなど治療ではお勧めしませんが、疲労回復やリラクゼーション目的で行くのはいいと思います。今日は頑張ったから、自分へのご褒美とか癒しならいいと思います。
ただ強くではなく軽くやってもらったほうがいいです。