昨日の夕方、湊かなえの「花の鎖」読み終えました。今まで読んだ小説の中ですぐにもう一読したくなる小説第1位でした!!

やっぱり湊かなえさんは期待を裏切らないですね。


個人的な感想としては、やっぱり人は何十年経っても変わらないんだなあということです。物語の中では各登場人物が、決まったキャラクター、決まった性格として描かれているのかもしれませんが、実際にも、雀百まで踊り忘れず(三つ子の魂百までの方が近いかな?)というように、幼い頃生まれ育った環境、例えば、家庭の金銭状況、親からの愛情の受け方、周囲の人との付き合い方で、ある程度、その人の生涯の性格は決まっているように思います。


何かのサイトで見たのですが、

人は、自分が他人から受けたこと、してもらったことしかできないのだそうです。


湊かなえさんの作品では登場人物の心情、考えの変化が分かる部分もあれば、逆に、ずっと変わらない、その人それぞれの考え方もよく描かれているように思います。

今回の作品は、描かれている時間の幅が広いこともあって、各登場人物それぞれのもつ不変の考え方、が顕著に現れていました。


湊かなえは最後で絶対にがっかりさせない!!


明日、次の本買ってきます〜。