前回、「みすや針なる和針が欲しい」と書きましたが、さっそく行ってきましたよ!
東京で「みすや針」を取り扱っているお店、八重洲(東京駅ちかく)の「京都館」です。

京都館で取り扱っているのは二つある「みすや針」さんのうち「みすや忠兵衛」さんの方でした。
売り物としては裁縫道具セットや、針セットなどがメインの扱いでしたが、一包ずつでももちろん購入できます。
針はほとんどの太さ・長さがあり、さらに「糸穴」の形も丸型と楕円型と選べました。

私はとりあえず「三ノ三」をチョイス。
「くけ」用に長いものも一緒に買おうかとも思いましたが、やはり「三條本家 みすや針」さんの針も欲しいので、そちらは「三條本家 みすや針」さんのサイトで通販することにしました。
穴は勿論「まん丸」で。
そこが「ウリ」の商品ですからね!

というわけで買って来た針はこれです。



パッケージがレトロで可愛い&かっこいい!
写真では伝わりにくいかもしれませんが、一包みがすごく小さいのですよ。
「一包の粉薬くらい」といえば伝わるでしょうか…。

裏面にはこんな注意書きが…。



んんんー!!期待が膨らみますね。

中にはさらにアルミ箔の包みがあり、その中に入っていました!針!
(アルミ箔に包まれているのは湿気を防ぐ目的だそうです)



伝わるかな、この穴の感動。




いやー、綺麗な商品ですね。
一包25本入りで540円でした。
amazonなどで売っている一般的な針も、だいたい一本単価20円ですから、この針も決して高くないですね。ほんと、使うのが楽しみです^^


さて、針も手に入ったことだし、そろそろ「採寸」そして「裁断」の心配をせねば。
まずは採寸の準備です。


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まだ採寸も終えていないので、実際に縫い始めるのはずっと先の話ですが…。
「道具」の心配もしなければならないことに気付きました。

一応、裁縫は趣味の一つなので、一般的な裁縫道具は手元にあります。
(というか、小学校の時に買った「裁縫セット」を、ほぼそのまま使っています)
ただ、私は「手縫い」をしないので、意外と「針と糸」がないのですよ。
あと、力尽きてミシンを使うことになった時のため(弱気)、布地に合うミシン糸も買っておかねば。

ベビー浴衣を作ったときなど、ふだん思いつきで始める洋裁は、だいたい「そこにあるもの」で縫ってしまいます。
白い生地でもピンクのミシン糸しかなかったら、「ま、いいか」とピンク使っちゃうタイプです。

ただ今回は、気張って反物も買ったので、色くらいはちゃんとそろえたい!w
あと、「手縫いがしやすい針」も欲しいなぁと思うようになりました。
手元の針、けっこう「錆び」があったりするんですよねー;;
この手の道具は、上手い人には「何でもいい」のでしょうが、下手には大事な問題です。

では、浴衣を縫うのにどんな道具が必要なのか。
今回はこのサイトを参考にすることにしました。

きものカルチャー研究所
http://www.somesho.com/wasai/


まぁ、鋏等の類は今あるものを利用、「へら台」等までの購入は見送るすると、あと必要なものは

1)針
2)糸
3)丸みの型

となるようですね。
「丸みの型」というのは、袖の丸みをつける際に使用するもので、厚紙などで自分で作ればよいようです。
という訳で問題は針と糸!

なにより針です。
調べてみると針は

・通常の縫い針
・くけ針(「くけ」という作業の時に使う長めの針)

があると良い、ということが分かりました。
でも、和針ってどんな選び方するの?長さとか??

あまりそういう基本を理解していなかったのですが、やはり手縫いでも縫う布によって「針の太さ」を変えるもののようです。
ミシンだと、針と糸ちゃんと選ばないと、まともに縫えないですからねー。

私が今回使う反物は「綿100%」。
絹などと違い、目があらく、また固い布となりますから、針の太さは和針でいうところの「三」という番号の太さが良いようです。
長さの方は自分の好みになるようですが、一般的には「三ノ三」だの「三ノ四」だのといわれるところの針を使う方が多いらしい。

ではどんなメーカーがあるのか!?
和針は買ったことがないし、どうせなら「メジャー所」がよいなぁと調べてみた所
「三條本家 みすや針」というメーカーさんの針が良いらしいという情報を得ました。
何も知らない私のようなド素人に「良い」も「悪い」もなさそうですが、せっかくならこの「三條本家 みすや針」さんの針が欲しい!!

通販もあるようですが、できたら見て買いたい…。
東京で気軽に買える場所はないのか?と調べてみたところ、「京都館」という東京駅八重洲口正面にある京都のアンテナショップで取り扱いがあるらしい…ということが分かりました。
近いうちに、さっそく見に行ってみたいと思います!!

ちなみにこの「みすや針」さん、「三條本家 みすや針」さんと「みすや忠兵衛」さんという二種類のお店があるらしいということも分かりました。
むかーしのれん分けしたらしいです。
特色とかあるのかなー??


■覚書 ~綿100%の反物を縫う場合~■

・針(手縫い)
三ノ三から三ノ五あたり
みすや針、クローバーなど
長いものを「くけ針」として用いる

・糸(手縫い)
30番の木綿糸

・針(ミシン)
11番

・糸(ミシン)
60番


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さて、一日経ったので今日はアイロンがけです。

一度反物を全て広げてから、高温設定のアイロンをかけていきます。




「生地の裏表がわからない」件ですが、母親とも話し合いの末、やはり自分が「表」だと思った方を表にすることにしました。
柄の向き的にもそっちの方が場所が合うのではないかという話と、やっぱり、そちら側の方が「染め」が綺麗だからです。

という訳で、昨日、内巻きにした方からアイロンをしていきます♪

一日経った布ですが、まだ意外と湿っています!
すごく柔らかい感じ。梅雨の時期の室内干しのタオルみたいな感じですかね。

アイロンをかけると…

シュッと湯気が立ちました!!


そう、私ふだんアイロンがけさえまともにやらない人なので…こんなことでも驚きが…。
ここで大事な「地詰め」の作業(目を整える)ですが、正直よく分かりません!www
生地見ると、たしかに「なんとなく歪んでる場所がある」のは分かるんですけどね。
仕方ないのでなんとなーく、「まっすぐっぽい」と思う方向にアイロンがけをしました。

うん、でもなんか「キチッ」となった気もする!

そんな中、けっこう目立つ生地のヨゴレを見つけてしまいました。




染めのカスレじゃありません。
黄色い染みみたいのがついています。なんだろう、これ。昨日あったかなぁ…??
アイロンがけの際に、アイロン台についていた「糊」などで汚れてしまったのかとも思ったのですが、アイロンかける前に見つけたしなぁ。
昨日の時に自分で汚してしまったのかもしれません。
大した問題ではありませんが、ここは裁つ時、要注意!!!


そんな感じでアイロンがけをし、巻きなおして「地直し」完了とします。



…こんなんでいいのかなww
分かる人が見たら「何、無駄なことやってんの?」という感じなのかもしれませんが、まぁ自己満足したのでヨシとします。
こっからは、自己採寸しつつ、とりあえず「道具」をそろえていきますよー。

小学校の家庭科で購入した裁縫セット一式を長年愛用しており、そこに概ねそろっていますが、糸と、あと意外と「針」がないです。
錆びちゃってたりするので、「針」は使いやすいものを新調したいな。

どうでもいいけど、小学校の裁縫セットって「和裁用の絹へら」まで付いてたのがすげーと思います。
学校で生絹使うことなんてないから、当然、一度も使ったことないよ。
チャコペンのが楽だしw(私は専らチャコペーパー&ルレット派)
今のセットも付いてるのかなぁ。



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かにさんが反物を購入してくれました。
とても嬉しいです。紺地の生地、粋でかっこいい!!
半ば強引に企画に参加させた手前、てんは頑張ってかにさんに有益な情報を与えねばなりません。

というわけで、今回は「地直し」にチャレンジしたいと思います。
以前も話題に出した地直しですが、やはり浴衣レベルだと不要という方がとても多いです。
なので、やらなくてもいいと思ったのですが、一応「霧吹きだけ」やってみることにしました。

ちなみに、趣旨としては
1)水で濡らすことで、歪んだ目を一度ゆるめ、整える
2)アイロンなどで、整った目を固定させる
ということみたいです。
ストレートパーマと同じ発想かな?


ではさっそくやってみましょう!

まずは霧吹き。
手元に霧吹きが無いので、化粧水についてきたオマケのスプレーボトルを使ってみることにしました。



満遍なく湿らすことが大事らしいので、あまり「ボタボタ水が落ちる」タイプの霧吹きはお勧めしません。

ちなみに「生地が歪んでいる」とはどういうことなのか?
いまいちピンとこなかったので、手元の三角定規で確認してみることにしました。
角を線に揃えて…




あ、端がそろいません!歪んでるってこういうこと?
こんなの仕方なくね?



さて、まずは反物を広げる必要があるらしいので、ドキドキしながら反物をクルクルしていきます。

くるくる。

くるくる。

くるくる。

くるく……





意外と長い!!!思ったより長い!!!
「あと少しかな?」と思ってからが長い!!



しかし、解いていくと気付くこともあります。
この地直し、「目を整える」とは別に「布のNGポイントを探す」という目的もあるようです。
手染めだったり、手織りだったりする反物は、「ムラ」が出やすい。
そういう「染めムラ」などが目立つ部分に来ないよう、先に確認しておくのだそうです。
「そんなムラなんてあるのかな?」と思いましたが、確かによく見てみると、かすれなどがあります。



まぁでも、この程度なら「手染めの風情」の範囲内ですよね。
こういうランダムがなかったら、面白くないし…。
でも確かに、少なくとも上半身などには来ないよう気をつけて裁つ方がよいのかな。


さて、そんなこんなで広げ終わった反物。
いよいよ霧吹きをして、簡単に巻きなおしていきます。
布の裏側に霧吹きをしていくのです。


ここで問題勃発!


…裏表、分かんないんですけど。



以前書きましたが、私が買った反物は注染(ちゅうせん)という染物。
染み込ませて色をつける方法のため、裏表なく柄が入るのです。

うううむ…。困ったぞ。



結局、よーく見て「よりかすれなどがなく染まっている」と感じた方を表とすることにしました。
芯を置いて、霧吹きをします。





で、どれくらい霧吹けばいいのか?
私は、一箇所に対し一度ずつシュッシュという感じでやりました。
手で触れると「湿ってる」と感じるくらいです。
糊で硬かった布地が軟らかくなります。
しかし少し湿らせた程度とはいえ「色落ちして他の部分に写らないか」、かなり不安です。
やっぱさー、初心者が、淡色の布なんて買っちゃ駄目だよねー…。

広げるとき「うわっ長い」という感じがしたので、どれくらいかかるのか不安でしたが、意外とさっくり終わりました。
15分くらいかな。
まぁ、私のやり方が正しいという保証はまったくない訳ですがw



ふわっと巻きました。


で、ここでふと思ったんですよね。布地の裏表の話。
「購入したサイトの見本写真を見れば分かる」のではないかと。

これが私が想定した表。



これが購入したサイトの写真。





逆じゃん!!!!!!!!!





なんかもう不安しかありませんが、まぁ、地直しってほんとは「水に浸す」くらいするもんだしね。
だ、大丈夫だよね!
前向きに考えます。

必要かどうかわからないけど、とりあえずビニールにも包みました。



あんまり放置しておくとカビそうなのでw、明日にはアイロンがけしたいと思います。
糊が効いてパリっとした生地もよかったですが、すこし軟らかくなった生地の触りごこちも中々ですよ。
これは、着心地の良い浴衣になる予感!!

ちなみに、残った水はこんな感じでした。






なお、生地の裏表の件ですが、一応注染は「どっちでもよい」ものだそうです。
ただ、どっちかに揃えた方が柄の向きもキまるし、布の目などの関係でも良いそう。
まぁそりゃ、さすがに使う面くらいは揃えますけどもw

あと「タグなどをつけている糸を刺した方向」でも表が分かるそうです。
穴がくぼむ側(差し込んだ側)が表、でこる側が裏。

なるほ!!



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かにです。
てんさんに言われていた反物購入の締切15日当日に、やっと用意が出来ました。



こんな感じです。
色々考えましたが結局単純に値段と好みのバランスで決めました。
どんなに気を付けても失敗する時はすると思ったからです。失敗したら巾着と風呂敷にします。




織が大き目なので、にじみがある(この画像だとつるの先っぽのあたりとか)ということでお安めになっていたものです。