大学病院への紹介状

レディースクリニックで紹介状をもらったのは、県内でも有名な大学病院でした。

仕事の休憩時間に、大学病院の予約に電話。

予約が取れる最短を聞くと

『１ヶ月先です』

なんですとーー

『急ぎでしょうから、当日受付してもらえるか、明日の朝8時30分頃もう一度連絡下さい。当日枠で診察してもらえるかもしれません。』

確か明日は、上司が定期検診で午前中休暇届が出ていた記憶が。

上司に、

「明日の朝電話確認して、もしかしたら診察してもらえるかもしれない」

と伝えると、

「俺の病院は変更してもらうから、チロの方を優先して！」

って。

いつも優しい上司、ありがとう✨

翌朝、8時30分に病院予約に電話。

『予約枠がいっぱいで、今日は受付出来なさそう』

と言われたのですが、

紹介状に記載のクリニックと先生のお名前をお伝えして、出来るだけ早くと言われたことを伝えると、少しお待ちくださいと。

数分の保留のあと

『今日の診察で見てくれるそうです。ただ予約優先でそのあとになりますので、時間はかなりお待ちいただくことになります。この点だけご了承下さい』

やったー！

今日診てもらえる！

すぐに上司に報告すると「行ってこい」と送り出してくれました。

本来今日の定期検診を病院に日程変更しているのを確認して、大学病院へ向かいました。

レディースクリニックへ（検査結果その２）

そして、さらに１週間が過ぎ…

4月下旬から続く出血は、まだ止まらず、とうとう２ヶ月半を超えました。

最近は疲れが抜けにくく、やたらと眠くなる…

これは長引く出血のせい？

それとも、単に私のナマケモノ体質が出ちゃってるだけ？

と、ちょっと自分にツッコミを入れつつ(笑)

さて、３週連続でクリニック通い。

前回の結果が出ていなかったこともあり、少し疑心暗鬼になりながら診察室へ入ると、医師から驚きの言葉が…。

「病理の結果が出ました。

　あなたの状態は、正常な子宮内膜と子宮体癌の中間にあたる、いわゆるグレーゾーンです。

　異形内膜増殖腫…これ、5～6年前までは『ゼロ期のガン』と呼ばれていたものなんです。

　すぐに大きな病院で精密検査が必要です。」

ゼロ期のガン？それって、ガンってこと？！

医師はさらに続けて、

「大きな病院では、子宮内を全面的に掻爬(そうは)して組織を採取する検査を行います。

　それで、もしゼロ期のガンと判断された場合、子宮全摘出手術が必要になるかもしれません。

　紹介状を書きますので、早めに予約を取ってください。」

静かに、でもはっきりと説明を受けた私。

いつもは病気に対してあまり心配しないタイプの私でも、「ゼロ期のガン」と聞いた瞬間、さすがにビビリました。

早急に検査か…。

でも、大学病院ってそんなに簡単に予約取れるの？

とりあえず、上司に休みをお願いしなきゃ。

レディースクリニックへ（検査結果）

「１週間後に必ず結果を聞きに来てくださいね！」と医師に強く言われたあの日から、ついに１週間が経過。

会計待ちに予約をきっちり取っていたので、さっそくクリニックへ向かいました。

心臓がバクバクしながら診察室へ入ると…

医師から

「子宮頸がんではありませんでした！」

ホッとした瞬間…しかし、その直後に、

「でも、もう一つの結果がまだ出ていなくてね。こっちはあと１週間くらいかなぁ」

…え？じゃあ、２週間後に来てもよかったんじゃないの？

って思いつつも、子宮頸がんではないことが確認できたので、まあ良しとしよう。

会計待ちの間に、次回の予約をまたアプリでポチッと。

そして、この日はあっけなく終了。

次回こそ、すべての結果が揃うはず。

ドキドキはまだ続く…

レディースクリニックへ（初診）

翌日、婦人科のある初めてのクリニックへ。

職場から比較的近い場所にあり、普段通りの出勤時間に家を出発。

少し分かりにくい住宅街にあるけど、駐車場も広くて建物がすごくきれい✨

数年前にできたばかりのようです。

病院のロビーに入ると、QRコードで受付ができるシステムがありました。

しかも診察券はなく、スマホアプリで管理

スマホはいつでも持ち歩いているので、このシステムはかなり便利！

初診だったので簡単な問診票を記入しましたが、待ち時間はわずか10分ほど。

前日にアプリで予約した時間通りに呼ばれました。

予約優先いいね！

診察室に入ると、年配の男性医師。

事前にHPで確認していたけれど、若い方の医師でなくてちょっと残念…

生理が2カ月続いていることと、最近塊が大量に出ていることを伝えました。

まずは貧血検査から💉

貧血があると、子宮頸がんや体がん検査ができないらしいです。

15～20分後、血液検査の結果が出ました。

医師から『全然大丈夫❕』と驚かれました。

2カ月間も出血しているのに、数値が良かったようです。

そしていよいよ子宮頸がんと子宮体がんの検査

毎年の健康診断で子宮頸がん検査はしているので、それほど不安はなかったけど、子宮体がん検査は『痛い』との噂。

診察台に乗る時って、ほんとに緊張します。

好きになれない…

こういう時に限って便秘気味だったり、おなかが緩かったりするのですが、今回は後者。

体の力を抜くと痛みが少ないって分かっているんだけど、お尻の力を抜くと危険な気がして(笑)

それでも、なんとか乗り切りました。

痛みを和らげるために、私は診察中いつも「次の海外旅行どこにしよう♡」とか、楽しいことを考えるようにしています。

医師の腕がよかったのか、生理中の出血のおかげか、噂ほど痛くなかったです！

むしろ普段の子宮頸がん検査くらいの感覚で、ホッとしました。

診察が終わると医師から「１週間で結果が出るから、必ず聞きに来てくださいね。必ず」と言われました。

そして『こんなに放置しないで、次はもっと早く来てね！』と。

えっ、どういう意味…？

「今回は軽度だろうけど、早く来てね」ってこと？

それとも「進行しちゃってて…」ってこと？

どっちなのーーー

その後、止血効果のある薬と、検査後の感染予防のための抗生物質を処方されました💊

これで出血が収まるといいんだけど。

とりあえず１週間後の結果を待つことにします。

病院を受診した経緯

ここ数年、生理の時に出血量が多い…というより、「塊」が多いなと思うことが増えていました。

でも、生理痛がひどいわけでもなく（私の人生で一度も味わったことがなく）、毎年受診している子宮頸がんの検査でも異常は見つからなかったので、特に気にせず放置していたんです

ところが、今年の4月末に始まった生理が、2ヶ月経っても止まらない…。

さすがに「おかしいな」と思ったものの、1年前に1ヶ月続いたことがあったので、「まぁ、今回もそのうち終わるだろう」と軽く考えていました

そんな私でも、6月末に異変に気づかざるを得なくなりました。

尋常じゃないくらいの大きな塊が何度も出てくるんです

それだけでも怖いのに、ナプキンも大きめサイズなのに30分持たない。

ちょうどその日は外出していたんですが、5〜10分おきに塊が出てきてしまって…。

さすがに「これはヤバい、子宮で何かが起こっている」と感じ、すぐに病院に行く決心をしました

問題は翌日が木曜日だったこと。

過去に行ったことがある婦人科も、他の多くの婦人科も木曜はお休み。

でも、少し前に聞いたことがある病院が開いていて、しかも初診のネット予約ができるとのことで、思い切ってそのクリニックにかかることにしました