makeが通っているスポーツクラブはビルの中にあるので、専用のエレベーターに乗ります
エレベーターの宿命で、最初に乗る人は
操作ボタンの「開」を押して全員が乗るのを待つか
奥に乗り込む
のどちらかになります
しかし、ほとんどの人が後続の人のために「開」ボタンを押してあげないのです
そして5階に着きエレベーターが開いたとたん
最初に乗った人は最初に降りたい
後から乗った人はさっさと降りて最初にチェックイン
小さなバトルのために、「開」を押しているmakeには目もくれず
一直線にチェックインカウンターを目指す老若男女
そんなに急いで何するの???
以前makeはMちゃんとスーパーに子連れでお買いものにいきました
2人乗りのベビーカーを押す彼女とエレベーターから降りる際、一人の老人が乗ろうとしてきました
ベビーカーが出るのを待ってもらっているので、おじいさんが乗るまで、扉が閉まらないように手でおさえておりました
するとMちゃんは「makeって本当にやさしいのね~」と関心した様子
へ?
普通でしょ?
ところがMちゃんはそういう心遣いをしてくれる人は世の中に少ないと言っておりました
makeの環境が良すぎるのだと
確かにボスたちはよっぽど急いでいない限り、エレベーターで女性と同乗したら、役職に関係なくレディーファーストです
秘書検定ではエレベーターに乗る順番、立ち位置というのもあるのですが、ボスたちはそういうことを嫌います
そして自分が先に降りるときは必ず
「ありがとう」
「お先に」
と仰って降ります
最初に乗ったなら「開」ボタンを押して、後から入るひとに安全に乗ってもらい
急いでいるときや最初に降りるときは感謝の言葉を言う
それだけのことだと思うのです
今日も5階に着きmakeが「開」ボタンを押していましたら
わらわらと皆チェックインカウンターに向けて無言で出て行きました
最後に奥の男性が降りるのを待っておりましたら
彼は満面の笑みで
「お先にどうぞ」
と仰ってドアを押さえてくださいました
素敵な人だな、と思いました
もちろんmakeもお得意のスマイルで
「恐れ入ります」
と言いましたわよ~
一気にしましたわ
こんなことで・・・とも思いますが、案外こんなことができない人が多いことに気づかされたエレベーターです
makeって結構単純な女かも!?