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リンゴは酸っぱいか

リンゴは甘い。

でも食べるまでは酸っぱい気がする。

「じゃぁ君が食べなよ。」
「えーやだよ。君食べてよ。」

誰かが試さないと甘い気がしない。
酸っぱいリンゴを食べさせられるのはいい迷惑。絶対に嫌だ。

でもリンゴが甘い時期なんて一瞬。
ニュートンが落ちたって騒いでる間に酸っぱくなる。

でもリンゴ屋は誰もが食べたがらない時期から必死に売ってきた。
「今年は豊作」
だって。
もしかしたら酸っぱいリンゴを売ってきた。

そのリンゴが酸っぱいかは君が食べなきゃ分からないし、あの一個一個甘いかなんて誰も分からない。

でも、信じてる。リンゴ屋は信じてる。

「このリンゴは甘い。」

多分、君だってそうだろう。