「再会」
作:銀河流星
2011.12.10
「久しぶり」
と、電話の向う側
「覚えてないだろうけど」
と、意地悪そうに君がささやく
忘れる訳ないだろう?
大好きだった人の事を
君が捨ててといった手紙も
実はまだ保管しているよ
もう何年
経ったのだろう?
別れを決めたあの日から
交わる事のなく歩み続けた
お互いの人生
再び交差するとは
あの時思っていなかった
例え今
僕を愛していなくても
会いたいと思ってくれたこと
それだけで僕は幸せになれた
たった一瞬でも
君と再び出会えた事が
「なんとなく」
と、理由を述べた後
「愛していた人だから」
と、恥ずかしそうに君が微笑む
相変わらず可愛いね
照れるしぐさも話し方も
僕を見つめる君の瞳に
今もまた吸い込まれそうさ
何故この胸
騒ぐのだろう?
絆が切れたあの日から
愛する事のなく進み続けた
別々の人生
ほかの人を見つけて
互いに愛したはずなのに
もしも今
神が許してくれるなら
唇も熱い体温も
もう一度君を奪いたくなった
たった一夜だけでも
君と夢を見られるのなら