出ました!
前回の修羅場の続編。
『ラウンド2』の発端ゎ
元カレの今カノと
飲みに行った事から始まる。
当然、彼女は
私と元カレの関係を
疑っていた。
私は言いたかった。
付き合っていた事実を。
でも、元カレ自身の
口から言わせた方がイイ。
彼女のためを思えば。
「フツウは・・・」
なんてコトバが大嫌いな私でも
ココはワキマエた。
さよならした後、
元カレに電話した。
「ちゃんと言え。」
その後
彼女からメールで一言、
「聞きました。」
私は電話した。
「言えなくてごめんね」
・
・
・
次の日。
元カレから
「話したいコトがある。
彼女と3人で。」
イラ②した。
元カレのコトだから
何かにカコつけて
イチャモン付けられるのかと
思った。
それなら上等だ。
どんだけでもやったるゎ。
そんな意気込みで
泥沼化したリングへ
向かった。
元カレが
一番手で
スタンバイしてた。
「何で私がアンタに
いつまでも振り回されなかん?」
ファイト前のアオリ。
自分、気合十分。
「ごめん」と、
意外に素直な元カレ。
おーっと!コレは作戦か。
そんなこんなで
最後の主役、
彼女の登場。
私にとって「元カレ」の彼。
元カレにとって「元カノ」の私。
元カレにとって「今カノ」の彼女。
彼女にとって「今カレ」の彼。
彼女にとって「今カレの元カノ」の私。
私にとって「元カレの今カノ」の彼女。
緊迫した空気だが、
三者それぞれの思いの中
試合開始のゴングが鳴った。
彼女の口から出たコトバ。
「わたし、
隠されてたコトだけじゃなくて
もう1つ怒ってる事があるんです」
□■ Ready ■□
「実は、
わたし達
夏から関係があったんです」
・
・
・
■■ Fight !!!!!! ■■
彼女は淡々と説明した。
事の経緯を。
聞いてて呆れて
笑えてきた。
彼女にもずっと
彼氏がいたらしい。
掻い摘んで言えば、
ずーっと宙ぶらりんな
関係を続けてたってコト。
私から言わせれば
そーゆーコト。
それまでは
2人ともお互いに
相手とのケリをつける事もなく
ダラダラ関係を続いてたらしい。
でも、私が元カレをフッた途端
元カレは彼女に
「俺だって別れたんだから
お前も別れろ」
と迫ったらしい。
聞けば、
「俺はいつも
わざとフられるように
仕向けるんだ」
と言ってたらしい。
私と付き合い始めの時も
同じこと言ってた。
いやいや、
バカ言ったらかんでしょ。
アンタ、
完全に私に飽きられて
フられてんだよ。
アンタ、
「ヨリ戻したい」とか
ずーずーしぃ。
しかも、
わざとフられるように
仕向けるって・・・
どんだけ情けないんだて。
そんなコト
よくもまぁ
自慢げに言えたもんだ。
そして、
先制パンチを受けた私は
「ふーん、あそぉ・・・
ッてめ‼どーゆー事なんだよ」
最初呆れて笑えたケド
コノ糞ヤローに
バカにされてたかと思うと
ハラが立って仕方なかった。
「アンタ、
自分がイイ男と
思っとるかしらんケド、
そーでもナイから
その考えやめた方がイイょ
アンタのためにね」
「おめぇ、
本当に気持ち悪いな
やだー、
本当に気持ち悪い」
私は素直に
冷静に
そしてハッキリと
自分の感情を表現した。
ハートに
重たいパンチの
連打を浴びせてやった。
さらに加えて
私と彼女がタッグを組み
猛攻撃の総攻撃。
最終的に
彼はK.O.
「カンカンカーンッ」
真っ白なタオルが
宙に舞うようだった。
このノンフィクションストーリーは
まだ続く。
To be continued...
