ピラティス×薬膳韓方茶
AGUNG(アグン)です

今朝の名古屋は曇っていたせいか、とても涼しくて、秋の風を感じました

まだまだ日中は暑くなると思いますが、段々と秋めいていく今の季節を感じていければと思っています





薬膳、韓方茶を学び始めてからというもの、季節の移り変わりや、自然の変化に、とても敏感になったような気がします

私達が普段やく耳にしたり、聞き親しんでいる
薬膳
っという言葉
実は、1982年に中国で出版された『薬膳食譜集錦』と言う本が由来とされており、もともと昔かからあったわけではなく、ちょっと前に出て来たばかりの言葉なんですよ〜
昔の人々から
受け継がれた
自然(植物)の恵みと
人々が健康に暮らすための
智慧
それがまさしく
薬膳ではないでしょう???
現在では
むやみに料理に生薬を加え、その効果効能をだけをうたう風潮もあるそうです

今のように、便利すぎる世の中では、暑ければ冷房を入れて、冷たく冷えた飲み物を飲み、寒ければ暖房をつけ、コンロをつければすぐに火も使えます
頭痛がしたり、お腹を壊せば薬局ですぐに薬も買えます
しかし、まだまだ自然が多く自然と共に生きていた頃は、自然から助けられヒントをもらい、薬なんて高価で買えなければ、食べ物で代行して、過ごして来ました
現代医学で、各食材を説明する場合、栄養価はどうか?というような、栄養学的な分析をします
東洋医学で、
味や色、また性質は、温めるのか冷やすか?
そして、どの臓器に働きかけるのか?
っというところに、重点をおきます
例えば
これから旬を迎える栗
東洋医学の視点から見ますと、
性質は温める
気を補い、腸と胃を丈夫にして、腎の気を補い、お腹が空かない……
っと、こんなような説明になります

今ではこなような説明聞きませんよね?

現代ならば、ビタミンB1が〜ポリフェノールが〜とか、こういう説明が多いですよね??
しかし、東洋医学的視点から見ますと、栗は温めて、お腹も空かない、腎という臓器は寒さに弱いので、腎の気を補うという事は、寒くなってくる秋や冬にぴったりだし、補い蓄えることが大切になってくる冬を目の前に、お腹が空かないのはとても助かる
っと、こんな風に理解が出来ます

残念ながら、旬の時期でもないのに年中なんでも食べれてしまう世の中では、学ばなければその様な事が分からなくなってしまってきたけれど、昔の人々はその時ある物をその時に食べて、しっかり補うものは補い、体を養い養生しながら生活していたんですね





そんな事を勉強していますと、献立を考える時やスーパーにいく時も、見る視点が変わって来ました

まだまだ奥深く、わからない事も沢山ありますが、
便利すぎる
世の中で
ぬるま湯に浸かっているばかりではなく
自然の恵み
助けをかりる事で
体と心は
より
健康になる!!
っと、言う事をしっかり伝えていければなぁーっと思っています





もしかしたら、今抱えている不調というのは、
自然の流れ
と、同調していないのが原因の一つに有るかもしれませんね

夏らしく汗をかき、夏野菜、夏野旬のものを頂く
秋には実りの秋と言うように、旬のものを沢山頂き、蓄える
できる事から始めてみませんか??
