苦しい
助けてほしい
きれいごとはいらない
ただ側にいてほしい
慰めはいらない
ただ温もりが欲しい
「ごめんなさい」はいらない
ただ「ありがとう」がほしい
「大丈夫?」はいらない
「大丈夫!」もいらない
「大丈夫・・・」も、いらない
ただ「大好き」が欲しい
「夢」なんていらない
「宝」なんていらない
「心」なんていらない
「脳」なんていらない
ただ「愛」がほしい
誰かを愛するために、愛されたい
なのにみんな、苦しめる
みんな、裏切る
ただ「愛したい」だけなのに
ただ「愛されたい」だけなのに
みんながオレを、苦しめる
苦しい、苦しい
苦しい
オレがこんなに、苦しんでるのを、あいつらは知らない
そんなことも知らずに、愛する人と、「愛」をみせつけてくる
こんなにも痛め付けられているのに、とどめを刺すように
つらい、苦しい
助けて、そう叫んでも誰の耳にも届かない
届いても見て見ぬふり
誰も振り向きやしない
この痛みは、苦しみは、辛さは、自分で、自分だけで背負わなきゃならない
なんでオレばっかり
人はみな、そう思う
ただ、その想いが人より強いだけなのだ
今、苦しいのは未来のためだ、成長するためだ
大人は言う
でも違う
この痛みは、苦しみは、辛さは、未来の、成長のためにあるわけじゃない
ただ、痛くて、苦しくて、辛いだけだ
乗り越えたところで成長もなにもない
ただボロボロになるだけだ
一度、心に闇を抱えると、二度とそれを振り払うことはできない
死ぬまで、心は闇に包まれたまま
かすかな光を求めて生きる
裏切りをしった者は、何事にも怯える
もう二度とあんな想いをしたくないから
でも、裏切られる
どうしたらいいんだろう
どうしたら、幸せに暮らせるんだろう
わからない
目の前で笑い合う男女に聞いたところでバカにされるだけ
「その愛をわけてもらえませんか?」
生きていても苦しく痛く辛いだけなら
自由に飛び回る風になりたい
愛し合う者の間を、憎しみ合う者の間を、苦しむ者の横を
なににも囚われず、痛みも苦しみも辛さもなにも感じず
夏は暑く、冬は寒く、春は暖かく、秋は涼しく
無邪気な子供のように走り抜けたい
オレは、今すぐ、風になりたい
桐島
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