こんばんは!

 

 

楽しんでる大人を量産する、イベント・セミナープロデューサーの大岡豊です。

 

 

今日は、午前中書いてた記事のリライト後、ちょっとした案についてご意見をいただくために、知り合いの敏腕経営者さんに会っておりました。僕の持って行った案に関しては、いろいろと不足があり、すぐにはできませんが、そこに対してもとても色々なことを教えていただきました。

 

 

でも、それ以上に、勉強させていただいたことがありました。それは、コミュニティ運営の真髄とも言える内容です。いやもうほんと、今日ほどパッかーん!なったの久しぶり。お茶代まで出していただいて、無料でこの話聞けて、申し訳なさすらあります。ただ、本人から「どんどんアウトプットして外部に発信してもいいよ」って言われたので、こうして記事を書いております。

 

 

今日感じた、真髄とも言える部分を噛み砕くと、大きく3つに分けられます。

 

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①『利』集団は長続きしにくい

②ターゲットの悩みの深さにフォーカスする

③コミュニティは依存の集団

 

番外編

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

 

 

衝撃的な文言もありますが、とりあえず読んでください

 

 

まず一つ目

①『利』集団は長続きしにくい

ここは、僕が今現在運営しているコミュニティKDCの話をしていた時に教えていただきました。KDCは、相互体験からの口コミ発生をもとに、関節的に見込み客にアプローチし、ビジネスを拡大させていきましょう。というコミュニティです。もともとはリアルでの集まりを前提としていましたが、ここ最近でオンライン会員も作りました。(それについてはまた別で書きます)

 

 

つまり、KDCは綺麗事抜きに『売り上げUP』を目的としたコミュニティです。だから、売り上げが上がらなければ、当然会員は去っていきます。会員期間は半年スパン。初期登録者のうち、途中退会者を含めると立ち上げ時に登録してくれた方のうち半数が去りました。理由は明白『売り上げにつながらなかったから』です。『利』を目的に入っているので当然ですね。

 

 

じゃあ、どうすればいいのか?

一度スタートしてしまったコミュニティだから、ガラッと変えるのは難しい?そう言われればそうかもしれませんが、ヒントは、定例ミーティングでも、退会した方に意見を聞いた時にも出てきました。

 

 

以前書いたこともありますがグループコンサル的に、一人の方の悩みを解決したことがあったのです。この時は、定例ミーティングがすごく盛り上がりました。もちろん、そこからそのみんなの案を使っていくのは本人です。売り上げにつながるかどうかは、最終本人次第です。

 

 

でも、売り上げを目的にみんながアドバイスしたわけではなく、一つの案として言っているわけではないので、もし売り上げにつながらなくても、不満にはなりません。むしろ、それを実行に移して、出てきた新たな悩みをまた聞けばいいのです。毎回方向性としては解決に向かって全員が考えているので、それが聞けるだけでも満足できます。

 

 

このサイクルをメインにすればいいのです。不幸中の幸いなのか、初期の目的でばんばん告知をしていないので、軌道修正は容易です。というわけで、KDCはめっちゃ進化できます。これだけでも今日会ったかいがありました。

 

 

しかし、これだけでは終わりません。もうほんと今日やばい。半端ないって!(今年いっぱいは使えそうですね)

 

 

あ、ちなみに理念とかよりもまず、会員さんが全員同じ方向向かっていけるようにすることが大切です。理念押しだと、どうしても、主宰者・会員で線引きされてしまって、会員さんが自主的に動けません。全員で共有出来るものがあればいいですが、それがない場合は後から作ってもOKです(これに関してもまた書きます)

 

 

二つ目

②ターゲットの悩みの深さにフォーカスする。

ここに関しては、例えと、僕の手書きの図を参考にしてください。

(字が汚いというクレームは、受け付けます←)

 

 

上の図にあるように、AさんとBさんでは、悩みの深さが違います。Aさんは悩みが深い。Bさんはかなり浅い。具体的な例で言いましょう。

 

Aさん:25歳。独身、彼女なし。

Bさん:65歳。既婚、子供も独立した。

 

この2人の頭が、ハゲていたとしたら・・・?

 

 

Aさんにとっては、結婚すらできない可能性がある!となる死活問題です。そうなるとすがる思いでアデ◯ンスに何百万とか使う。カツラや、育毛に何十万とお金を使うわけです。

 

 

かたやBさんは?

年齢的なものもあるだろうし、今更別にいいよってなって、シャンプー変えたりする程度かもしれませんね。このように、悩みの深さによって、人は出す金額が大きく変わってきます。(赤文字で書いたところです)

 

 

高額セミナーなどもそうです。高額セミナー、例えば半年の講座で60万、月1回なら1回講座受けるだけで10万使ってるわけです。でも、途中で来なくなる人が必ずいます。これはどんな高額セミナーでもそうです。そんな高いお金払ってるのに来なくなる意味が僕にはよく分かりませんが、これにも当てはまります。

 

 

それだけの高額講座でも、別にそこで学ばなければいけない!というほど悩んでいないのです。「ちょっと自分には違うかな・・・」という場合、この状態です。

 

もしくは!別に悩んでない人を強引にクロージングしたかです。あとは、単純に渡航費滞在費がない、もったいないから来なくなるというパターン。

 

 

つまり、あなたが何かを売りたい場合、ターゲットの悩みを解決できるのは当然ですが、その悩みの深さまで考えていけば、アプローチ先の悩みが深ければ深いほど、全く同じ商品であっても10倍くらいの値段で売れたりするのです(悪用はやめてくださいw)

 

 

ということは、コミュニティやオンラインサロンを作るのなら、そのサロンに入ることでどんな悩みが解決できるのか?と同時に、どれくらい深く悩んでる層をメインターゲットにするのか?を考えてみれば、相場と言われる月1000円~2000円の会費を、もっと高くできます。

 

 

ホリエモンのオンラインサロンHIUは、最低月10800円~です。まぁ、ホリエモンの場合悩みの深さ以外にもいろいろメリットたくさんあるからできるんですけどね(笑)

 

 

最後に、3つ目。これはちょっと怒られそうですが、まずは読んでください

③コミュニティは依存の集団

解説します。コミュニティやオンラインサロンに、長く同じ人にいて欲しいのなら、その人の依存度を高める必要がある、ということです。依存度を高めるには、その人が満足しきってはいけません。もっと!もっと!という状態を作ってあげるのです。

 

 

でも、カモにするとか、そういう意味ではないです。喜んでお金を払ってもらう状態を作っているだけです。(まぁ、悪用すればカモなんですけども・・・)KDCで言えば、当初は『利』を目的としたコミュニティでしたので、『利』を得られないのなら、コミュニティそのものに意識が向かなくなります。結果、依存とは程遠いものになります。

 

 

もし仮に、KDCに入ったことでみんなめっちゃ売り上げ上がったとしたら、そんなおいしいコミュニティ抜けません。逆に、KDCが利を目的とせず、グループコンサルやディスカッションを中心として、全員で全員のプロデュースをする!みたいな集団なら『ここにいればいいアイデアをもらえる可能性がある』と、ある意味依存を生み出しやすくなります。

 

 

では、KDCだけじゃなく、広い目で見て『利』を目的としない集団は、どうやって依存度をあげていったらいいのか?

 

 

コミュニティの色にもよるので一概には言えませんが、わかりやすいので占い系のコミュニティとすると、月額いくらか払っていれば、◯◯先生の毎日の情報を見ることができる!とか、占いを何回まで受けられるとか、そういったメリットがあるわけです。占いですから、当然外れることもあるのに、依存している人というのは、そこになぜか目が行かない。いい時のことばかり浮かんで、また聞きに行ってしまうのです。

 

 

占いやスピリチュアル系の方は、オンラインサロンめっちゃ向いてると思います。マイナスに目が行かない、という点でわかりやすい例をあげると、パチンコ依存症です。パチンコなんて、よほどのパチプロでもない限りプラス収支にはなりません。いつもいつも、台を殴っているような人もいるわけです。

 

 

でも、翌日またけろっとした顔で並んでる。僕は昔パチンコ屋さんで働いていたのでよくわかります。常連さん、何でそんな毎日来れるの?ってくらい、別に勝ってない(笑)でも、打ってる回数が多いほど、たまに大勝ちするんです。スロットで言えば万枚、パチンコで言うと5万発。換金したら20万円です。

 

 

日々は、負けてる方が多いのに、そういう一回の大勝ちのイメージがあるから、また来るんです。「今日は勝てるかもしれない!」これが依存です。パチンコ屋さんは、一種のコミュニティなんです(笑)だから最近、大手パチンコチェーンは常連さんを逃さないように(特にお年寄りの)接客にめちゃくちゃ力入れてます。

 

 

いいか悪いかは置いといて、コミュニティやオンラインサロンを長く存続させたいのなら、依存の集団を作る必要があるのです。(いい意味で依存の関係を作ってくださいねw)

 

 

以上が、コミュニティ運営の真髄です。まるで持論かのように語っていますが、9割今日教えていただきました←

僕の意見も加え、具体例も加え、脚色しております。

 

 

最後に、番外編として、これから何か始める人に超絶大事なアドバイスを授かりました。

 

無料で始まった人は無料で終わる。

100円で始まった人は、何倍にもなる可能性がある。

 

ということです。0は何倍しても0ですからね。

オンラインサロンでも、最初はメンバーがいないから、知り合いを無料で招待したりします。でも、僕もそうですが、無料で入っても、なかなか発信しないもの。結果、ただのサクラばればれです。

 

 

だから、500円でもいいから最初にお金を払ってもらったら、後々さらにお金を払う可能性を秘めるということです。メンバーを集めたいのは僕も当然そうですが、やはり、無料は怖いですね。

絶対に少額でもお金をいただこうと思います。

 

 

久々に4000文字超えた(笑)

だいぶ長くなりましたが、何か一つでも、参考になれば嬉しいです(^^)

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^)

 

 

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あとがき

今日は本当に学びの多い1日になりました。

夜もセミナーに参加してきましたが、再確認できたこともあり

 

持ち帰ることがたくさんでした。

 

こうしてアウトプットしてると、話してる時の情景が蘇りますから

アウトプットは本当に大切ですね!

 

快く公開をすすめてくれた経営者さんに大大大感謝です!

 

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