狂犬病抗体価検査のための血清を、いよいよ送付。
血清なので、→ＩＡＴＡの基準に沿った梱包をし、
やっとこさ、重い腰をあげて郵便局へ向かったのは、先々週のこと。

第5歩

「ＥＭＳで血清を研究所へ送付」

ＥＭＳ（国際郵便）で送るのがいいとのことなので、
マカティ市の中央郵便局へ行きました。

（マカティの中心地、ＲＣＢCプラザの斜め前にある）

マニラで、郵便局の支局って見かけません。
何かを日本へ送る場合も、ＯＣＳとかＦedＥxとかのほうが、
モールに入っている出店で送れるので、郵便局へ行くのは初めてのこと。

（私書箱みたいなものもちゃんとある）

中央郵便局のホール。　昼休み中なので人は少ない。

（意外とこじんまり、コンパクトにまとまってる）

血清の梱包、気合いいれて、
10ｃｍ以上の丈夫な箱まで探して購入したんだけれど、
担当者によると、ＥＭＳ規定の箱に入れないといけません、って。

（ショップもちゃんと郵便局内にある）

1番小さい箱、5ペソくらいで買って、
梱包している箱は、そのまま入れました。（重量の料金はかかっちゃうけど）

（すっぽり入りました）

そうそう、血清と同封する書類について。
ＲＩＡＳ（→畜産生物化学安全研究所）指定の

「抗体価検査証明書・申し込みフォーム」

（各猫3匹分の書類＝3枚　は、箱の中に同封）

「フィリピンの動物検疫の輸出許可書」

（ペット本体ではなく、血清を国外へ輸出する時も必要だとか）

それから、これは疑問の書類。
日本に輸入の時は、“猫の血清”の場合、検疫は必要ないと
思っていたんだけど、（犬の血清の場合は必要）
動物病院は、猫でも必要だと言い張り・・・

輸出の際に、先方の国への輸入証明書がないと血清が出国できないとか嫌なので、
せっかく手元にあるから、これも一緒に添えることに。

「日本の動物検疫への輸入証明書」

（でも、よく見るとペット名が“犬”になっているのよね。書類のタイトルも“犬”）

輸出入の書類2枚に関しては、箱の中に入れてしまうと意味がないので、
ＥＭＳの箱の外に添付することに。

でもでも、郵便局の担当者って、
「血清を送るなんて初めてだよ。送れるのか？　戻ってきても知らないよ」

って、不気味なことを言う

しかも、戻ってきた場合の料金の説明とか始めるし・・・。

（数名の郵便局員に尋ねても、誰も「知らねー」と答える）

なんだか、“ペット検査用の血清”って正直に申告せず、
“猫関連の品”　とか書いて、しれ～っと送った方が直送できるんじゃないか？
とすら思う始末・・・。　

輸出入の書類は、紛失しても困るので、
コピーをＥＭＳの箱の外に貼り付けて、原本は自分が保管がよし。

そんなこんなやり取りをしている間、
郵便局に同行した坊っちゃんは、ホールをテケテケ走ってます。

（後方に見えるのは、各方面の行先別ポストがズラリ）

重量500ｇ弱、マニラ－日本へＥＭＳ料金、750ペソ也。
カウンターで支払い、控えももらって完了。
いってらっしゃ～い

（無造作に貼り付けられた書類達。ちゃんと気づいてもらえるのか？）

・・・そして先週のこと。
血清をＥＭＳで郵便局で送付して、ちょうど1週間経った日。

日本の研究所から、無事届いたと報告メールあり

よかった。

送付と同時に、日本の研究所には、
狂犬病抗体価検査費　12000円（1匹）×３匹を指定口座に振り込み。

これにて一安心の我が家の猫達。　

（うららに寄り添って昼寝する泰三）

（かすみの後を追いかけてはいじわるする泰三）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

血清を送付＠EMS