日本ではケータイはドコモショップとか家電量販店で買うのが一般的ですが、タイではほとんどSIMフリーなので、大型モールで普通に売られています。
そして、売られているケータイ・スマホも毎年のようにメーカーの勢力が変わるので、タイへ行くたびに見に行きます。
さて、今回の傾向ですが、
- Huawei が大幅後退
- 韓国勢もかなり後退
- その他の中華スマホが躍進
というところです。Huawei は新製品から Google Play 非対応になったとか、アメリカ製の高性能部品が使えなくなったとかで、売られている製品がだいぶ減り、特に高性能な新製品は見かけなくなりました。
韓国勢では4~5年前にはこういうショップの大半を韓国製が占めていたのが、LG はぜんぜん見えなくなり、Samsung もよく見かけるのは安い A シリーズばかりで、高級な S シリーズはあまり見かけず、中華スマホに完全にやられています。
その他の中華スマホですが、日本でも売られている Oppo とか、日本では見かけない Vivo、Wiko とかが目立ちます。スマホの最安価格帯は 1990B ですが、この価格帯だと無名メーカーが目立ちます。
それに日本では、ガラケーがなくなりましたが、タイでは 990B とかでまだ売られています。
(注意) 日本でガラケーみたいに見える機種の中身は Android で、昔のガラケーとは異なります。
最近の傾向として2~3万円台の中華スマホはスペック的に高級機に引けを取らず、十分実用に耐えるので、これからも安い中華スマホが伸びそうです。
スマホの場合、寿命=バッテリー寿命だそうで、3年くらいでバッテリーがへたって来るので、高級機を買い替えるのは大変だし、普及機の性能向上で普通のユーザには安い普及機で十分な時代になってきたようです。