うらみわびの
【このアニメがおもしろい!】
第27回
高津カリノ原作 「WORKING!!」製作委員会
『WORKING!!』(2010)
どんな話?
北海道某所にあるレストラン「ワグナリア」。
ホール担当の高校生種島ぽぷらは新人をリクルートすることに。
そんなぽぷらの誘いで急遽「ワグナリア」のホール担当として働くことになった小鳥遊(たかなし)宗太。
彼が「ワグナリア」で働く動機はぽぷらが小さくてかわいいから!?
でも、このレストランはクセの強い従業員が多くて……
レストラン従業員が巻き起こすドタバタコメディ。
主要キャラクター(敬称略)
小鳥遊宗太(CV.福山潤)
4人きょうだいの長男。しっかりものだが、ちいさいもの好きで変わった一面も。
種島ぽぷら(CV.阿澄佳奈)
ワグナリアのホール担当。いつも元気いっぱい。身長が低いことを気にしている。
伊波まひる(CV.藤田咲)
ホール担当。極度の男性恐怖症でかたっぱしから出遭った男を殴ってしまう。
佐藤 潤(CV.小野大輔)
キッチン担当。クールないで立ちだが、ある人に恋をしている……
相馬博臣(CV.神谷浩史)
キッチン担当。面白そうな話に首を突っ込んでくる。なぜか人の秘密を知っている。
山田葵(CV.広橋涼)
|
とつぜんワグナリアにあらわれた家出少女(?)。ホールを担当する永遠の研修生。
轟 八千代(CV.喜多村英梨)
ホールチーフ。仕事はテキパキとこなすが、店長の杏子には甘い。そしてなぜかいつも帯刀している。
白藤杏子(CV.渡辺久美子)
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ワグナリアの店長。いつも店の食べ物を食べている。元ヤン。
音尾兵吾(CV.中田譲治)
ワグナリアのマネージャー。失踪した妻を探して三千里。店にはほとんど姿をあらわさない。
個性が光る職場
働いていると本当にいろんなタイプの人間が同じ職場にいて驚かされます。
無口な人がいたと思えば、めっちゃ話しかけてくる人がいる。
スピード重視の人がいれば懇切丁寧な人がいる。
このような人間のバラエティの多用さがまた興味深かったりしますね。
ひとついえるのは、このような人間性の多用性が職場にとって利点となっている、ということ。
一つの組織には様々な仕事が存在します。例えば外回りの対人系の仕事もあれば、エンジニアのような内向きな仕事もある。それぞれの仕事、そしてその仕事の中身にも人の性格によって向き不向きがある。
最近ではジョブ型雇用の考え方も浸透してきています。私たちの個人の強みをつぶさに研究し、それぞれに合った仕事ができるといいですね。
さて、今回のアニメの職場はレストラン。
レストランにもホールと厨房と大きく分けて二つのフィールドがあります。
本作の主人公である小鳥遊宗太くんはワグナリアのホールスタッフでは蒼一点といっていい男一人なのですよね。
そのなかでテキパキと仕事をこなすのは、やはり仕事の適正があるのかな、と感じました。
そして、なんといっても女性陣のクセが強すぎる。
特に男嫌いの伊波さんと小鳥遊くんの絶妙な距離感がたまらない。
ただ離れるのではなく、伊波さんの男嫌いを直していくスタンスに徹する小鳥遊くん。
はじめはめんどくさいキャラクターだと思っていた伊波さんですが、彼女と小鳥遊君との成長劇も本作のストーリーの柱のひとつです。
男性陣にはあの人気声優が
どんちゃんやっているホールとは対照的にキッチンは佐藤と相馬という男二人組が切り盛りしている。
ここでは無口でクールな佐藤くんとおしゃべりな相馬くんが好対照。
でも、人の秘密をなんでも知っている相馬くんってなんだかコワい……。
そんなお二人を演じるのは小野大輔さんと神谷浩史さん!
人気声優のお二人による掛け合いは見どころです。
伊波さんの男嫌いの理由
極度の男性恐怖症で、手当たり次第に男を殴ってしまう伊波さん。
こんな人が職場にいたら私なら仕事辞めちゃいますね(笑)
そんな伊波さんはなぜ男性恐怖症になってしまったのでしょうか。
その理由は本編の後半に語られます。
これね、いろいろと視聴者さんは言いたいことがあるんじゃないかな。
ただ、コメディとしてはとても面白く仕上がっていました。
北海道某所でまきおこるドタバタ職業コメディ。
自信のアルバイトなどの経験と重ね合わしてみてみるのも面白いと思います。
今日も皆さんが幸せでありますように
今日の一曲♪
『君の知らない物語』(2009)
(歌:supercell 作詞:ryo
作曲:ryo)
『化物語』ED曲。
この曲を聴くと「夏」っていう感じがします。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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