人生は選択の連続だ。
無情にも
世界は次から次へと選択肢を追加してくる。
いつまでもひとつを考えてもいられない。
そしてまた、人生に与えられている時間は平等なんかじゃない。
時間はたくさんあるようで
想像以上にずっとないもので。
でもそれに気付いた時には
たいてい取り戻せない。
それはどこか大切なものと似ていて
失ってから気付くもの。
だから
今生きてるこの刻んでる一瞬一瞬も
自分が大切にしているものと同じように大切にできたらと思う。
つまり
いつまでもひとつを、
しかも
もうどうしようもないことを考えているのは
大切なものを失い続けているのと同じなのかもしれない。
無理矢理自分を変えようとするんじゃなくて
今の気持ちは大切に
思い出になるのをゆっくり待とう。
いつまでも下や後ろを向いていても
次から次へと世界が問いかけている選択肢を見逃してしまうかもしれない。
それは許されない。
だっておれが無駄に過ごしてたこの時間は
だれかが死ぬほど生きたかった明日かもしれないんだから。
そう思ったら
自然とモヤモヤが消えた気がした。