クラスも決まったが

あまり馴染めない自分

地元は校舎も違うし

(あ!説明しよううちの学校は入試の成績でコースが決まるABCDEとあり俺はCコース)

周りはちらほら仲良くなりはじめてる

みんなバラバラだが同じ地域の中学から来てるやつを見つけわ
仲良くなり

『お前○○中学だべー俺そこの○○と仲良いんだよ』

こんな会話が飛び交っていた


俺…………
そんなやついねーし(゜◇゜)

早速死亡フラグが立った
オワターオワター

と思いきや

前の席の府川という奴が話しかけてきた
入学まで待ちどうしかったが

あっという間に時間が過ぎる

気づいたら4月

淡い期待をしていた

なんていったってマンモス校だから、色んな子に出会える

ただそれだけだった

本当に単純

トシキ、ミヤタ、ドイクン、ヤマダ、ユウキ、メグジ

地元でも仲のいい7人で同じ高校に行く

何を考えていたんだろ

実際、進路なんて考えてなかった

みんなが行くから自分も行く

なんだその精神は?

周りは思うけど、今は良かったと思う
『卒業おめでとう』

世話焼きの担任からの一言で中学3年間が締めくくられ


卒業生は制服のボタンを後輩から奪われるというイベントが楽しみであった

今思うと何であんな事が
だけど多少なりとは気にしていた


仲がいい8人は皆奪われていた(全員顔はイケメンである、多少性格に問題はあったが端から見たら格好いい)

俺はというと
全部残っているorz

その場では強がっていたが
実際ショックだった
本気で凹んだ(゜◇゜)

周りには弟に上げるといった口実を使い

酷く惨めであったが

どうにか乗り切った

自分の顔を本気で恨んだ

まぁ春休みなんて

だいたいすることは決まっていて

高校入学が待ちどうしかった