時間ができるとふと訪れたくなる場所のひとつ…
岐阜県可児市にある『花フェスタ記念公園』
たくさんの樹木やお花達に出会える場所です
その広大な敷地の片隅に、私のブログでも時々ご紹介している、今は亡きターシャ・テューダーさんご本人の許可を得て作られた、小さな小さな『Tasha's garden』があります
庭の入口に掛けられた『Tasha's garden』のプレートは、すっかり野葡萄の蔓に覆われていました
お家(ｼｮｯﾌﾟ)の壁際で弾けていたのは、可愛い吊花(ﾂﾘﾊﾞﾅ)の実
中に入ると、赤いギンガムチェックのカーテンが目を惹きます
その窓辺には、限りなく穏やかなお顔のターシャさんがいらっしゃいました
可愛いボンネットと美しいレースのスカーフが、華奢で小柄なターシャさんにとってもよくお似合いです
壁の高いところにもターシャさんが
cafeカーテンの掛けられた窓辺には、素敵な雑貨が並びます
(写真が暗くてスミマセン💦)
キッチンは可愛い食器で溢れかえっていました
ふと見上げた天井に、アンティークカラーのスモークツリーを見つけました
お隣にはローズヒップが使われたアレンジも
庭に出ると、木漏れ日を浴びた野菊が眩しいほどにキラキラと煌めいていました
八重咲きの秋明菊(ｼｭｳﾒｲｷﾞｸ)も陽射しを浴びて嬉しそう
ぺルシカリアの可憐な小花…大好きです
木漏れ日が葉っぱに花模様を映していました
木柵に寄り添うように咲いていた、いかにも秋色をした杜鵑草(ﾎﾄﾄｷﾞｽ)
いつものベンチは板の隙間から野菊がお顔を出していて、とても座わることはできませんでした
野茨(ﾉｲﾊﾞﾗ)のローズヒップが、色の少ないお庭のあちこちに鮮やかな彩りを添えていました
いつも写真を撮らせてもらうコーナーです
(この日は撮り忘れてしまったので、いつだったかに撮ったものです)
現代人は忙しすぎるのよ。
たまにはゆっくりお茶を飲む時間も必要よ。
ターシャさんのそんな声が聞こえてきそう
初めてこの『Tasha's garden』を訪れたのは、もう10年以上も前…
アメリカのターシャさんのお庭に憧れる私は、その雰囲気だけでも味わうことのできるこの場所が大好きでした
そんな『Tasha's garden』が、諸事情により来月初めに閉じられることになってしまい、残念でたまりません
でも今は、長きに渡りお庭を維持してくださっていた運営団体の方達や、ボランティアの方達への感謝の気持ちでいっぱいです
『Tasha's garden』の名前はなくなったとしても、またこの場所で新たな物語を見せてくださることを、心から願っています
それまであともうしばらくの間『Tasha's garden』を楽しみたいと思っています
年パス持っててよかった
＊ひとりごと＊
何年か前のブログにも載せたことのある
ターシャさんのコーギーコテージ
(画像は手持ちの本から)水仙や色とりどりの草花が咲き乱れ、クラブアップル(姫りんご)の白いお花も満開です
辺り一面に甘い香りが漂っているような…
そんなお庭でコーギー犬とおしゃべりされているターシャさん…
自然と共に生き、厳しい暮らしの中でも楽しみを見つけることが上手なターシャさん…
無造作にも見える広大な庭…
規則的なお花畑には魅力を感じないとおっしゃるターシャさんが、頭の中で描いたお花畑です
数年前に映画館で観て、その後やっぱり手元に置きたくてDVDを購入した映画
ターシャ・テューダー
静かな水の物語
静かな水のようにおだやかであること
周りに流されず自分の早さで進むこと
そんな意味が込められたタイトルだそうです
何かに夢中になるのは大事なことです
何でもいいの。それが人を前に進ませます
ターシャさんの言葉は、どれも魔法の言葉のように私を元気にしてくれます
そうそう、少し前まで私にワクワクと元気をくださっていた、素敵なハンドメイド作家さん達の『・つ・な・が・る・』展
今さらですが、素敵な作品を私のもとへ届けてくださって、本当にありがとうございます
本来なら、お迎えした作品をブログでご紹介するのが一番だと思うんですけど…
私の場合、ただのハイテンションな自慢になってしまいそうなので…
作品を通してほんの少しでも繋がれたことに感謝し、また次の作品展を今から楽しみにしています
のぞいてくださってありがとうございます
コキリ