ずっと休園中で、再開は６月に入ってからだと思っていた地元県内の花フェスタ記念公園
それが10日も前に再開されていると友人から聞き、いてもたってもいられず何ヵ月ぶりかでお出かけしてきました
年パスはもちろん延長できるとのこと…
手持ちの写真がたまたまそれしかなくて、サイズよりかなり大きな顔写真を貼った年パスを、まるで水戸黄門の印籠のように見せ
意気揚々と園内へ〜
意気揚々と園内へ〜入口ではマスクチェックはもちろんのこと、アルコールスプレーもシュッ！シュッ！
そして個人的に、お出かけには絶対欠かさない布手袋も付けていざ出陣(？笑)
あちこちに咲き乱れる美しい薔薇を横目に、まずは広大な公園の片隅にあるターシャの庭へと向かいました
私にしてはめずらしく朝早く家を出たせいか、庭の小道を歩けば密になりそうなターシャの庭には、まだほどんど人がいなくてこれ幸いと写真を撮りまくってしまいました
お庭の中にある小屋(雑貨屋さん)の、入口横に置かれたいつものテーブル…
ギンガムチェックのクロスがいかにもターシャさんのお家っぽくないですか？？
あっ！
ターシャさんがお顔をのぞかせていらっしゃいます
(ごめんなさい！ウソです
)
)ターシャさんのお家が描かれた色褪せたプレートと、それを縁取っている鮮やかな青葉とのコントラストがなんだかいい感じ〜
建物の横から見たこの雰囲気も好きです
薔薇のある風景
素朴な野花が一番好きだけど、バラの香りとその美しさにやっぱり惹かれます
私も一応女なんだなぁ…と実感
お気に入りのベンチを可憐な野ばらが囲み、フワフワなスモークツリーの枝が素敵なアクセントを添えていました
こんなベンチに座って、日がな一日、好きな本でも読んでいられたらなぁ…
そして傍らには大好きな珈琲も…
壁もな〜んにもない、柱と屋根だけのお家は誰のお家かな…
なにげに見たら、俯いた女の子とワンちゃんが柱にもたれかかっていました
もしかしたら妖精さん？？
妖精さんといえば、木陰にこんな妖精さんたちも…
雪の下(ﾕｷﾉｼﾀ)
まさに妖精さんがヒラヒラと舞っているような、とても小さくて可憐なお花です お庭の小道の両側に咲き乱れるお花たち
ハッとするほど美しくインパクトのある
ジキタリス
ジキタリスというとすぐに思い出すのが、学生時代に片っ端から貪り読んだ、アカザ・クリスティの推理小説の中の一冊…
ジキタリスには全草に毒があり、その毒によって起きた殺人事件のお話…
でも、その毒が薬になったりもするようです
でも、そんなことはすぐに記憶の外に追いやられるほど、魅力的なお花ジキタリスです
楽しそうなおしゃべりが聞こえてきそうな
カンパニュラ
野ばらとの優しいコラボも素敵です
小道の横からもモクモクと煙を出していた
スモークツリー
庭を出て外側から見た風景です
樹景が素敵なピンクの山法師(ﾔﾏﾎﾞｳｼ)
ピンクのバラが、一際鮮やかな彩りを添えていました
休園期間が長かったこともありますが、ボランティアの方達を含め園内でお仕事をされている方達のおかげで、とても美しいターシャの庭を散策することができました
ありがとうございました
＊ひとりごと＊
この日はベンチでひと休みすることもなく、ずっと歩き通し…
臆病者なので、今はベンチに座るのも恐いのが本音です
広大な園内ですが、時間が経つにつれ少しずつ人が増えてきた感があったので、いつもなら丸一日過ごす…過ごすことのできる園内ですが、この日は早々と帰宅しました
入園するときにはチェックされていたマスクも、時折マスク着用のお願いのアナウンスが流れているにもかかかわらず、人がまばらな園内ではマスクを外している方もチラホラ…
油断してしまうお気持ちもなんとなくわかるし、かなり暑かったので慣れないマスクが息苦しいと思われた方もあるでしょうね…
別のSNSで『非常事態宣言が解除されたから、とりあえずお家で乾杯しました』なんて言葉も目にしました
悪気のない素直なお気持ちであることはわかります…
でも、まだまだ油断はできない状況です
こんな風に出かけておいて…な私ですが、これが県外ならまだ出かける勇気はなかったと思います
もちろん、お仕事だったら別です
こうした植物園や動物園、美術館や博物館等も、これ以上休園や休館が続けば経営も難しくなるだろうと思います
せっかく非常事態宣言が解除され、再び訪れることができるようになったんです
一人一人が身を引き締めて、第二波を呼ぶことがないよう気をつけたいですよね
のぞいてくださってありがとうございます
コキリ