毎年蕾のうちからその香りで癒してくれる
金木犀(キンモクセイ)
金木犀の花の命は短くて、最後はこんな花びらの絨毯を見せ終わりを告げました
また来年会えますようにWハート  



先日、今週8日を最後に閉館となってしまった名古屋ボストン美術館に行ってきました



ハピネス  〜明日の幸せを求めて
と題された最終展
もっと早くに訪れてご紹介できるとよかったのですが、8日の閉館ギリギリだったのでブログ更新が間に合わず残念です



JR金山駅に隣接され、地元から電車1本で行くことができるので、興味のある絵画展があるたびに通った美術館でした



赤字による資金難のため、米ボストン美術館から作品を借りる契約の更新を断念されたそうですが、平日にも関わらず多くの人が訪れていたこの日の美術館…
いつもこんな風だったら、もっと長く観られたかな…と思うと、寂しいというよりは空虚な気持ちが心を占めています



最終展もやっぱりルノワール
《ガーンジー島の海辺の子どもたち》
(画像お借りしました)
都会から遊びに来た姉弟と、背景には海に入って泳ぐ地元の子どもたちが描かれています
何度も観たことのある作品ですが、いつも穏やかな気持ちにさせてくれるルノワールの絵です
次はどこで観られるかなぁ…



浮世絵好きとしては、今回初出展のこの作品にもウットリでした
としか《見立四睡図》
(画像お借りしました)
こちらは肉筆画と言って、よく知られる錦絵の版画とは趣が違い、絵師自らが素材に直接描いた作品なので、それだけで観る者を圧倒する存在感があります



そして圧巻は、今回初出展かつこの展覧会のために修復された襖絵でした
曾我蕭白《琴棋書画図》

(画像お借りしました)
『奇想の絵師』そして『狂気の絵師』とも呼ばれた曾我蕭白…
ボストン美術館では屏風仕立てで展示されていたものを、描かれた当時の襖絵に修復され里帰りとなったそうですが、思わず近くに歩み寄り魅入ってしまうほど、蕭白の描く桃源郷は魅力的でした
この小さな画像では、その素晴らしさがお伝えできなくて残念です



いつかどこかでもう一度観たいと思う作品ばかりだった最終展
20年に渡り多くの素晴らしい作品を観せてくれた名古屋ボストン美術館へ
心からありがとう
そして美術館関係者の方々に
心からお疲れさま
とお伝えしたいです



その場に居ながらにしていろんな世界に連れていってくれる絵画たち…
そんな絵画と向かい合っている時間は、私にとってとても大切で幸せな時間でもあります
これからもずっと、この幸せを感じることができますように花 



*ひとりごと*



何度も書いているような気がしますが、地元近くの町がふくろう町の舞台となったこともあり、久しぶりに最後まで観てしまった(笑)
朝ドラ『半分、青い。』でした



そのままのノリで10月からの『まんぷく』も観ています
主人はドラマはほとんど観ない人なんですが、私と同じで今回もビデオに撮って観ています汗



安藤サクラさん、ほんわかした感じが素敵ですよね〜
安藤サクラさんを知らなかった主人も一目惚れのようで
『この娘面白いなぁ〜いいなぁ〜』
と毎日のように呟いています



あげくに、そこそこ楽しんで観ていた『半分、青い。』なのに…
「鈴愛役の子よりこの子の方がよっぽどいいわ』なんて永野芽郁ちゃんに失礼なことを汗



それを一緒に聞いていた娘曰く
「お母さんはどう見ても鈴愛ちゃん寄りだよね…顔じゃなく性格だよ」と言われ、なんだか複雑な気持ちに…
私みたいなのは嫌いってことか…
まぁ今さらどっちでもいいけど(笑)
私も『まんぷく』の福子ちゃんの方がタイプだしガーン



それにしても若いです安藤サクラさんキャ
とても三十路を越しているとは思えません
ピュアな透明感があって、それでいてつかみどころのない感じがとても素敵な女優さんですキラキラ



                              flower1コキリflower1