先日、久しぶりに名古屋ボストン美術館を訪れました音符



昨年夏にも東京、上野の東京都美術館で観た
ボストン美術館の至宝展



同じ美術展に2度訪れたのは、地元美術館の歌川広重の作品展と、数年前のジブリの立体建造物展ぐらいかな…



ボストン美術館の貴重な作品を、日本にいながら観られる機会なんてなかなかないことだし、名古屋ボストン美術館は今秋で閉館されてしまうので、どうしても観たくなってしまい出かけてきました音符



個人的に心惹かれたものを少しだけご紹介しますありがちなキラキラ



まずお出迎えしてくれたのは
古代エジプト美術コレクション
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《ツタンカーメン王頭部》

若くして亡くなり王家の谷に葬られたツタンカーメン王   
死因についても様々な憶測が…
(このお話は私も知っていました)



でも、元々病弱で杖をついての生活だったようで、埋葬品の中からは使用された痕跡のある130本もの杖が出てきたとか…
私にとっては興味深いお話ばかりのツタンカーメン王です



中国美術コレクションからは
画像お借りしました
徽宗《五色鸚鵡図巻》

鸚鵡が止まっている枝は杏だそう…
家のピンクの杏とはまた違った風情の、素朴な白花が鸚鵡の羽の色を際立たせているように思えます



徽宗(きそう)北宗の8代皇帝で、書画の才に優れた北宗最高の芸術家の一人と言われた方だそうです
でも政治的には無能で、その悪政によって国の人々は苦しめられたとか…
天は二物を与えずといいますもんねsweat*



日本美術コレクションからは
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喜多川歌麿《三味線を弾く美人図》

左側に書かれている狂歌は、三味線を弾く女性に対する五人の狂歌師による求愛の歌だそう(何と詠われているかは全くわかりませんでしたえへへ…)
モテモテだけあって、その色っぽさが着崩れた襟元の辺りからも伝わってくるようなはっぴ



そしてもう一枚、美人画
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酒井抱一《花魁図》

歌川豊春に浮世絵を学んだ酒井抱一
花魁の画のあまりの素晴らしさに、所蔵していた絵師“河鍋暁斎"が、抱一の師である豊春の作と鑑定したと、過って画中に描き入れているそうですsweat*



圧巻だったのはこの涅槃図
画像お借りしました
英一蝶《涅槃図》
約286㌢X168㌢の大作です

釈迦の入滅(宗教的に目覚めた人が死ぬこと)を主題とした仏画です
ボストン美術館で一度だけ公開されて以来、誰一人として観ることができなかった涅槃図…
経年劣化もあって約170年ぶりに解体修理が行われ、約1年に及ぶ修理作業を経て里帰りした貴重な作品です
そんな作品を2度も観られた幸せを、心ゆくまで堪能してきました花



フランス絵画コレクションからは
今回一番会いたかった作品
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コロー《ボーヴェ近郊の朝》

細くしなやかな枝が何本も空へと伸び、傍らには湾曲した小川が流れています
草むらに座り込む親子は何をしているんだろう…



抑えた色彩と繊細な写実性、そして自然と叙情詩的な感情もわき上がるコローの絵画には、どこか昔懐かしい気持ちにもなり、眺めているだけでホッと癒されます花



一昨年、国立西洋美術館で初めて観たコローの絵
画像お借りしました
《ニンフたちのダンス》

ニンフとは聖霊のこと…
全体的にもやがかかったような、薄暗く幻想的な夜明け前の森で踊るニンフたち…
ニンフたちが遊べる時間は限られています…



ニンフたちのダンスと言うよりは、森にこそ焦点をあてたようなこの作品を観て、一目でコローのファンになってしまいました
この作品を観るまではコローの名前も知らなかった私ですえへへ…



長くなってしまうので、大好きなコローの作品で今回は終わりにしますsweat*
続きはまた後日〜
興味がおありになったら、またのぞいてくださいねにへ



*ひとりごと*



今日は母の日ですねにへ



いつもみなさんの写真を観て、こんな風に撮れたらなぁ〜と羨ましがっていた私に、娘が母の日と11月の誕生日プレゼントを兼ねて、初心者用のカメラを買ってくれました😆
なので、少しはマシな写真が撮れるといいなぁと思っていますえへへ…
息子からは毎年何もありません(笑)



私の方は、今月末に旅行に行く母に洋服でも…と打診したら、売るほどあるからいらないと汗
カーネーション等の花をプレゼントして喜ぶ母ではありません…
(過去に苦い思い出が…)
今日は好きなものをご馳走しようと思っていますらぶ②



そんな母は超天然…
今日も、自撮りおばあちゃんとして有名な西本喜美子さんのインスタ写真がテレビで放送されていたら「あのおばあちゃん、スゴいなぁ…  よくあんなことができるなぁ…」と感心していましたん~・・・。
母におばあちゃんと呼ばれるほど、西本さんとの年齢差はない母です(笑)



自撮りおばあちゃんの私のお気に入り写真は、唐草模様の風呂敷包みをしょった泥棒に変身したおばあちゃんはっぴ



こんな愛すべきおばあちゃんに、私もなりたいなぁ〜d.heart*



また母のお話に戻りますえへへ…
以前にも録画していた番組を無意識に早送りにしていて、「この番組、早口すぎてちっとも聞き取れない」と怒っていました… 
早送りしたら私でも聞き取れないわ(笑)



普段は気が合わなくてケンカばかりの母だけど、今日は(今日だけは?)優しくしてあげようと思いますにこ



                                flower1コキリflower1