お越しくださりありがとうございます。

 

 久しぶりに買った通販のお洋服と一緒に

箱に入っていた冊子に

「奇跡のリンゴ」で有名な木村秋則さんのことが載ってました。

 

植物は最初に芽を出すと思っていませんか?

すべての植物のタネは、最初に根を出します。

(中略)

自然界の作物は本来、根が充実しない限り、地上部を育てない

ということを知ってください。

ある時期が来ると、

突然びっくりするくほど地上部が成長します。

何かを成功させるためには、我慢の時期も必要です。

どんなことでも、目には見えないけれど、その下準備の労がある。

その労が多いほど、きれいな花を咲かせます。

 

(木村秋則語録「ばかになればいい」より)

 

 

私、植物って最初に芽を出すんだと思ってました!

まさか、それより前に根っこが頑張ってたなんて。

思ってもみなかったので、びっくりでした。

 

そのコトバを見かけた日の朝、

幼稚園に双子を送っていって

少し園長先生と立ち話をしたんです。

 

「もしも、3年の幼稚園がもっとたくさんあったら

(いまはまだ私の住んでいる市は2年保育が主流)

双子を入園させたかったですー

イライラした母ちゃんといるより

離れても、お互いに穏やかでいるほうがいいと思っていたから…。」

って話した時の事。

 

園長先生が

「私は、それを「お母さんの熟成期」やと思ってる。

しずかさんちの双子ちゃんたち、

私はいまだに双子って認識がないんよ。

2人いつもバラバラで遊んでるから。

双子って、もっとくっついてて、2人でいることが多いけど

しずかさんちの双子ちゃんは、

独立して、ちゃんと別々の世界を持ってる。

それは、とことんまで2人でいる時間があったからやし

しんどかったかもしれないけど

そういう時間をお母さんがちゃんと作ってあげられたってことやで」

 

って言ってくださいました。

 

それを聞いて

そうかー。

あのしんどかった時期は双子にとってすごく必要な時期で

私にとっての熟成期やったんや…

って思ったことと

木村さんのコトバの

「芽より根っこが先。

目には見えない下準備の労がきれいな花を咲かせる」

がぴったりしっくりきました。

 

双子の根っこになった日々。

きっと私の根っこにもなっている日々。

確かにいま、双子たちは成長してる!

私も大充実の日々を送れている!

しんどかったことも、しっかり根っこなってたんだー。

 

育児って楽しいことばかりじゃない。

雑誌に載ってるみたいに、いつもきれいではいられないし

髪振り乱して、イライラガミガミ

クタクタになってるときのほうが多いけど

(え?私だけですか??(笑))

ニコニコ母ちゃんも、イライラ母ちゃんも、クタクタ母ちゃんも

ガミガミ母ちゃんも、おっちょこちょい母ちゃんでも

どんな母ちゃんでも

子供の根っこになってる。

お母さん自身の根っこになってる。

それが、いつかきれいな花を咲かせる時が来ます。

 

世界中の母ちゃん

きれいな花をいっぱい咲かせましょうね~。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚