こんにちは!睡眠の専門家のヒロです!!
今回はですね。
『脳にも休息の時間を!』
というテーマでお話ししていきたいと思います。
僕たちって情報社会の中で生きてるじゃないですか。
じゃあ昔に比べてどれぐらい情報の中で過ごしているかというと
1986年に比べると、
1日あたり5倍の情報を受けているそうです。
情報を受ければ受けるほど
脳でそれらの情報を処理しないといけないので
脳疲労を起こしてしまうんですよね。
他にはストレスも脳疲労にかなり大きく影響します。
では、あなたが脳疲労引き起こすストレス度をチェックしていこうと思います。
今から20個の質問をしますので
「はい」に当てはまる質問の数を数えてください。
・ 体が重く感じる
・仕事や家事の効率が悪いと感じる
・小さなミスが増えた
・ 頭痛や腰痛、肩こりがある
・ 手汗やワキ汗をかきやすい
・ 小さい音でも気になる
・ 口や喉が渇きやすい
・ お腹をこわしやすい
・ 胃がもたれやすい
・ 喉がつまった感じがする
・ 寝つきが悪い
・ 食事が楽しくない
・ この1週間、心から笑ったことがない
・ 自分のためだけの時間がない
・ 休日に人と会ったり外出するがおっくう
・ テレビ、雑誌、スマホなどから常に情報収集している
・ 木や花など自然に触れる機会がほとんどない
・ 嫌なことがあると、そのことをずっと考えてしまう
・ イライラしやすくなった
・ 今の自分が幸せとは思えない
●当てはまった項目が0~4個…脳疲労ほぼなしの健康な脳
脳の疲れがなく、健康な状態。このままの生活を保つように努力しましょう。
●当てはまった項目が5~9個…脳疲労は少なめ
脳疲労はあるものの、問題なし。適度にストレスを発散しましょう。
●当てはまった項目が10~14個…脳疲労“注意”レベル
脳疲労がたまりがちになっています。
あとで紹介する脳疲労対策を取り入れてみましょう。
●当てはまった項目が15~20個…脳疲労“危険”レベル
かなり脳が疲れています。眠れない、などがある場合はぜひ僕に相談をしてください。
ロチェスター大学で研究していた
マイケン ニッダーガードMaiken Nedergaard氏によるとですね
「今は情報社会・ストレス社会の中で脳が疲れて老廃物が溜まっていると
その脳に溜まった老廃物のきれいに掃除するのが睡眠だ」と述べています。
ニッダーガード氏らの研究チームは、
マウスの脳細胞の隙間が、
眠っているときは
60%増えているのを発見しました。
この隙間が広がることによって、脳内の脳脊髄液が、
起きているときの10倍の速度で流れます。
この脳脊髄液がとても重要で、
脳の老廃物はこの脳脊髄液によって流れ出るんですね。
この老廃物がたまると
認知機能が低下してアルツハイマーになる可能性が高まったり
頭がすっきりせず、体も重たく感じたり
判断力が鈍ったり
チャレンジ精神に欠けたりしていまします。
そもそも脳に老廃物が溜まりすぎないように
脳を休息させることも重要になります。
では、脳を休息させるために
すること8つお伝えします。
1. 外に出る
外出すると脳のさまざまな領域が
活性化することが研究で示されています。
これって逆に情報に浴びるんじゃないかと思うんですが
大切なのは、日に当たること、
海や川、森など自然な場所に行くことをおすすめします。
日に当たるとビタミンDとセロトニンが増えます。
どちらも、気分を高める効果があります。
とくに室内でいることが多い方はですね。
気分を変える目的、外に出ることで脳も心もリフレッシュされます。
2. 好きなことをする
水泳、読書、執筆など、何でもいいので、
自分の気分がよくなることをすることで、
全体的な幸福度が高まり、
脳にとって再充電の機会になります。
3. 動く
運動は、身体だけでなく、
脳にもいい効果があります。
散歩に出る、5〜10分程度のヨガをする、
腕立て伏せをする、
ジャンプをするなど、
何でもいいのでやってみましょう。
4. 瞑想
瞑想は、
“理性脳”とも言われる前頭葉を活性化します。
同時に、
“恐怖センター”と呼ばれる
偏桃体の活動を鈍らせることができます。
5. 昼寝
医師のサラ マッケイさんは、
短い昼寝は眠気を減らし、
認知機能を強化し、
短期記憶と気分を高めると述べています。
6. 何もしない
2分程度、
何もせずに心をさまよわせるぐらいの
ことはしてもいいんです。
文字通り何もしないことで、
生産性が高まり課題解決が進むこともあります。
7. 妄想する
完全に何も考えないことが難しければ、
リラックスできる楽しいことを
視覚的に想像してみてください。
驚くなかれ、脳にとっては、
実際のビーチでくつろぐことと
視覚的想像の間に違いはありません。
8. テクノロジーから離れる
1日を通して、
テクノロジーから離れられる時間を
見つけてください。
スマホから10分遠ざかるだけで、
大きな違いが得られることも。
夜寝る前には、
スマホをサイレントモードにしてどこかに置き、
コンピューターとテレビの電源を切りましょう。
週末には仕事関係のメールや電話には
対応しないようにしたいものですね。
まぁ、これを聞いて、そんなことなの?
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが
脳はですね、幸福と関係するセロトニンが分泌されると
脳疲労を抑制することができるんですね。
とは言っても
それでも、脳疲労は溜まります。
それを解消するのが質の良い睡眠をとることですね!!
脳を休めることを意識して
しっかり休めるようにしていきましょう!!
あなたが本来もつパフォーマンスを出して
仕事もプライベートも充実させるためにも
休み方を大切にしましょう♪