シアトルにあるチルドレンズ・ホスピタル…
小児専門病院として有名で、他の国からも「手術を受けるために」子供たちが来たりする病院
 
昨日は、そのチルドレンズ・ホスピタルで行われた「トレーニング」に参加した。
 
夜の6時半から8時まで…
(どうせなら、日曜日の夜じゃなくて土曜日の夜にやってくれたらいいのに…月曜日から、また仕事なのになぁ… あせる
 
トレーニング名は…Augmentative Alternative Communication Partner Training
 
要は…言葉が出ていない子供、または思うように「言語スキル」が伸びていない子供に「いかにしてCommunicationのスキル」と教えるのか??というトレーニング
 
自閉症を持つ人たちと、少しでも関わった事がある人なら知っていると思うが…
基本は、やはり「ビジュアルツール」を使用する…ということで「絵カード」がメイン
 
これをIPadにアップデートして使用する
 
一番のポイントだと思ったのは…
「自閉症を持っている人」がリードする形でコミュニケーションを行うこと…
 
って言っても、言葉があまり出ていない人がリードするって????
 
1. 自閉症を持っている人が「行っていること」を、Ipadを使って表現する
 
例 自閉症をもっている人…楽しそうに本を見ている
  指導する側…Padを見せて、画面の「絵カード」とタッチ 「You are reading a book」
  「You like this book」
例 自閉症をもっている人…ボールを蹴って遊んでいる
  指導する側…「You are kicking a ball」 「Ball goes fast」 「You got a ball back」
 
例 自閉症を持っている人…おいしそうにリンゴを食べている
指導する側…「You are eating an apple」 「Ymmy apple」
  自閉症を持っている人…食べ終わって、次のリンゴに手を伸ばす
指導する側…「You want more apple」 手渡しながら「more apple」
 
これらの一連の流れで絶対にしてはいけないこと…相手に「言葉に出すこと」を強要しない
 
ええっーーー!!だめなの??? 目からうろこ…
 
なぜなら、私はいつも「出来る限り」子供たちに「言わせる」ようにしてたから…
 
作業の終わり…アメリカでは一般的に「All done」と言う。
言葉が思うように出ない子供には「All done」のカードを見せて、「Say、All done」とプロンプトしていた…だって、言葉でコミュニケーションを取れるようになることが、一つの「ゴール」だと思ってたから…
 
昨日のトレーニングによると…これは、あまり良くない指導方法らしい…(ショック)
 
 
2. 自閉症を持っている人が、このIPadを使えるように指導する
 
最初は、本人が「むやみやたら」に触るだろうが、それに合わせてこちらも対応する。
 
例えば、本人が「Book」の絵カードを触ったら、「You asked me a book」と言って本を差し出す。本人が「Ball」の絵カードを触ったら、「You want a ball」と言いながらボールを渡す。
などなど…
 
でもここで疑問が…
 
私のクラスの生徒で「言葉がまったく出ていない子供」には、IPadではないが「絵カード」で指導している。いくつかの絵カードが「バインダー」のようなものに張ってあって、本人が「遊びたいおもちゃ」の絵カードを、私たち教師のところに持ってくると「そのおもちゃで遊べる」というしくみ…おやつも同じ。絵カードを選んで、食べたいもののカードを私たちに渡す。
 
これって…媒体が違うだけで、やってる事は…同じ…だよね??
 
IPadの方が、コンパクトで便利だからって事なのかなぁ…??
 
次回のトレーニングが、また来月にあるので、その時に質問してみよう。
 
「言葉に出すことを強要しない」というのも…「どうしてだめなのか??」
非常に気になるし…
 
3月12日のトレーニング…決めた!日曜日の夜だけど、また参加しよう。