月の光が差し込んで
眠りが浅かったように思う
そういえば
このところ眠りが浅い
そしていつも眠い
ベットに入る時の心地よさ
起きる時の面倒くささ
出来るなら飽きるまで
寝ていたいと思うわ
誰かが
…起きなさい…と言った
誰かが
…目を覚ましなさい…と
耳元で心の中で言った
そうだった！
いい加減に目を
覚まさなければいけない
凛と立って
服を着替える
これじゃない！
もっと清楚で自然な服
だよね
もっと自然に縫われた服
いや、縫い目のない服
小鳥さんみたいに
自分に似合う服
これから本当を探して
飛び回るんだもの
起きたつもりで見た
朝方の夢は爽やかだった
二度寝してしまい
起き出してゆっくりと
昨日と同じ服を纏う
目を覚ましなさい
本当のことを
探しに飛び立ちなさいと
自分に言い聞かせながら
その時が来たのかもしれない