パンパスグラス
ウチの近くに湖があり、その側にこのパンパスグラスの群生がある。以前ここには水田があり、その農家さんが畦道にパンパスグラスを植えたらしい。ウチから湖を見渡すと、今丁度美しく一列に白い穂先が立ち並ぶ風景が見える。その隣にはまた別の農家さんの水田があり、既に稲穂が実り、首を垂れている。こちらの農家さんは、稲刈りをすると天日干にされるので、もう暫くするとその風景もまた日本の秋の風情を見せてくれる。今年はコロナ騒動に始まり、長梅雨、猛暑と例年に無いような事の連続で、すっかりステイホームが身についてしまった。今まで何となく後回しにしてきた事も、ひとつずつ片付けて、身近な所で楽しむ術も身についてきた。思えば、今まで何となく無理をしていたのでは無いか。そんな事を考えつつ、今は読書にふける毎日。壮大な物語を家に居ながらにして擬似体験できるって、本のおかげ。暫くはこのマイブームが続きそう。