昨日は子どもたちのアトリエ2クラスと、大人のアトリエでした
みんなに会うのは2週間ぶり
子どもたちは元気な笑顔で今年初めてのアトリエにやって来ました
・・ただひとり
何をどう勘違いしたんだか
今日は展覧会だと言い張って、駅前の会場に親を連れて行った子がおりましたけどね
子どもたちが月謝を渡してくれます
魔女は月謝を袋からそっと出して遅ればせの展覧会案内状をそこに入れます
アトリエでお金の出し入れをしたくはなかったけれど、こどもたちが案内状を汚さずに持って帰るにはそれが一番だと思ったからです
月謝・・ 三つ折りになったお札
魔女がじっとそれを見ていると
近くに座っていた子が首を伸ばして覗き込み
「お年玉入れてきたよ」 と言います
魔女は顔を上げ
「このお金はもらえないよ」
生徒① 「いいんだよ」
生徒② 「私のもお年玉だよ」
生徒③ 「ぼくのもそうだよ」
魔女 「みんなのお年玉なんてもらえないわよ!」
生徒② 「いいんだよ」
魔女 「ぜったい よくないよ!」
生徒① 「いいんだよ、まじょの役に立つんなら」
一応、その分のお年玉は返してもらいなね、と言っておきましたが
そのお金があれば好きなものを買えるだろうに・・ と思って
すごく受け取りづらかった今月の月謝
3年前だったかな、コロナが蔓延し出して
アトリエを長期休みにした方がよかろうと思い
親にその旨連絡した
すると、生徒のお母さんが連絡をくださり
「先生、うちの息子はまじょに月謝を渡したいから休まないと言っています 息子の気持ちを思って、私たち家族も不必要な外出や外食も控えて感染に気を付けて暮らしています どうか息子をアトリエに通わせてください」
というのを始め、どの子も、またどの親御さんもアトリエが休みになるなんて思ってもいなかったようで
早々にアトリエ再開
というか、短期間の休みの間も子どもたちは勝手に来ちゃってたし
そして昨日の話に戻りますが
ひとりの子がちょいと高級なお菓子をたくさん持って来ました
そうして言います
生徒④ 「まじょ、おかし持って来たよ! 食べてね」
魔女 「ありがとう」
生徒④ 「私はいらないから」
生徒➄ 「私もいらないよ 甘いもの、あんまり食べないから」
「そうなの?」 と言いながら小さな子を中心にお菓子を配り
いくつか残ったものを 「どれがいい?」 と生徒⑥に訊ねたら
暫く考えてから
「私はいいから これは全部まじょが食べて」
なんかさ・・
小学生も3年生を過ぎたら、みんな魔女のお母さんやお父さんみたいな感じになるの?
お言葉に甘えて全部貰ったわ
どうも ありがとう
みんなで描いた絵も出来上がって
もうすぐ展覧会だ
私の自慢の生徒たちの絵には、猫の絵が多いのです
アトリエには軍団が出入りしてるから
昨夜、自室のベッドで寝たら
冷えた足がぜんぜん温まらなくて
3時間しか眠れませんでした
そんな状態で今日、絵を3枚描いたら
目がぼやけ、頭がフラフラになっちゃったから今日はここまでね