「アマールと夜の訪問者」
ファミリーオペラコンサートということで、
子どもたちの参加もたくさんだった。
先ず、清原邦仁さんのオペラ解説があった。
いつも楽しいお話で会場が笑いに包まれるのだが、今回もオペラの知識がたくさんで、すごく勉強になった。
アリアって、空気という意味なのか!
日本語訳を見ても、同じことばを何度も繰り返してるなぁ…って思ってたけど、それはその思いを情熱的に伝える曲、それは空気が時間が止まるってことなんだなぁ…なんとなくだけど、理解出来た。
出演者の内山健人さんとの話で、(内山さんの経歴も素晴らしい✨)お話の中に出てくる「黒い人」の表現の仕方を二人で試行錯誤したエピソードがあった。時代と共に、表現方法に差別的であってはならない方向になってきている。黒い人って、黒人ってことで、昔は顔を黒く塗ってたけど、それは違うんじゃないか?…それじゃ、衣装を黒くしてみよう…
細かいところまで向き合い、ひとつひとつ心を込めて表現していく、そんな舞台への姿勢に感動した。
子どもの頃は周りに色んなものが見えて、例えば柱や箪笥にも顔が見えて話しかけたりしたものだが、大人になれば、いちいちそんなの見なくて、何言ってるの!?ってこともあるのだけど…自分にも子どもの頃があったと思いながら見てください。…と、オペラが始まった。
歌もダンスも演技も素晴らしく、魅了された。
歌声はどこまでも響いていくような体が震えるような。とっても綺麗な声だった。
これがオペラ歌手なのね。素晴らしい。
子どもたちもきっと魅入っているのだろう、静かに観ていた。(時折、鳴き声は聞こえたが気にならなかった。)
これで1,800円とは!
衣装や舞台装着大道具小道具にあまりお金をかけていないだけで、素晴らしい贅沢なオペラだ。
また行きたい!



