通勤徒歩の行き帰りに慈悲の瞑想。心安まる時間がここしかない。家に帰っても数時間後にはすぐ出勤。あ、あ、、、
 「未来をポジティブに想像する力が失われると、希望がほぼ壊滅的になります。それも、本人の中では突然プツンとキレる感じですが、だんだん積み重なるもので、潜伏期間はかなり長い。

 「きっかけは、転勤、昇進、異動などの職場環境の変化。少しずつ眠れなくなって、ストレスが積もり積もると、ある日調子が悪くなる。極端なケースでは、そのうち『生きていてもしようがない』『死んでしまおう』と思い、自殺へと追い込まれるのです」

 とくに、技術者や研究職は「100%の力を出し切れないと働きたくない」という自己抑制が強い。「気分が沈む」「寝つきが悪くなった」「趣味を楽しめなくなった」などの症状が表れる。自覚するのは、半年くらい後。家族が慌てて本人を連れてくるケースが多い。