ピティナ舞鶴支部

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この度、舞鶴総合文化会館にて、

ピティナピアノコンペティションの舞鶴地区予選が開催されました。





コロナ禍も3年目。

感染対策にも慣れたことで、昨年にも増してスムーズな進行となり、

無事に終了することができました。




今回は、123組(135名)の参加で

コロナ前を思い出す賑やかな開催。


以前の盛り上がりが戻ってきたようでした。







全ての演奏が終了し、

今年は3年ぶりに表彰式も執り行われ、

最後まで多くの人々で溢れた会場は

熱気ムンムン。


大きな拍手と共に

子どもたちの晴れやかな表情が

輝いていました。





ここで、審査員長を務めて頂きました、

両澤隆宏先生のご講評をご紹介します。




コンクールでの審査する側はとても辛い。

差がつかない状況で

みんなに賞をあげたい気持ち。


順位がつくことで

通過が叶わなかった子がいるけれど

その差はとても僅差だったから

どうかモチベーションを下げずに。



そして

どうしても先に点数を見てしまうけれど

そこに書いたメッセージは

審査員が一生懸命書いたものなので

お家の方とお話しながら見てほしいと。




点数化される以上、

どうしても順位がつくのが、コンクール。


点数に一喜一憂するのではなく、

何が足りず

何が必要なのか。


それが一番大切と。


コンクールを受けるとは、何なのか。

何のためなのか。



講師である私たちも

今一度見直すべきだと実感しました。




また、このコンペティションの意義を

伝えて頂けたことで


審査員の先生方が

この講評の時間をいかに大切に思ってくださっているのかが、伝わるような温かい言葉。


子どもたちの目線、

保護者の方の目線に立ったお話は、

そこに参加していた全員の心に響くものがあったのでは、と感じています。



そして、最後に

順位に差があるとすれば、次へ行きたい!

という熱意が練習に反映され、

それが点数化したのだと思ってほしい。



そうお話されていました。




今回、多くの子どもたちが参加する中で

子どもたちの数だけ演奏があり

ひとつとして同じものはありませんでした。



その中でも気持ちが伝わる演奏は

やはり輝いて見えます。



思いが

景色が

色合いが

見えるような演奏。


感じていることが伝わるような演奏。



それは

どんな小さい子でも可能だということを

毎年このコンペから感じるのです。



相手の心を震わせる演奏は

決して形作られたものを押し付けるのではなく、子どもたちから引き出すもの。



楽しい!

弾きたい!

表現したい!



そういう気持ちを引き出してこそ

本当の指導なのではないかと、感じています。




今回参加した生徒さんの講評にて、

「作られた感」がまだ見える、という

お言葉を頂きました。



まさにその通りで、

「良いとされているもの」

「こうすれば点数の取れるもの」

「こうすれば審査員の先生の心を動かせると思うもの」



そればかりを求めていた指導もたくさんあったな、と反省するばかりです。


あくまでも「音楽」であること。


今回、3ヶ月の練習期間の中で

子どもたちとさまざまに試行錯誤を重ねたレッスンをしてきました。



上手く進まず、

なかなか形にならず。



時に「このまま弾いて」と

講師である私が正しいと考える演奏を

コピーさせるかのように

伝えていた部分もあったと思います。



ただ、そんな中でも

子どもたちから生まれる新しい音や表現、言葉に、

時に驚き、感動する。



そういうやりとりのレッスンが

一番楽しく、充実していたこと。


これこそ、ピアノのレッスンだと。



その延長線にあるのがコンペへのチャレンジなのだと、今さらながらに思い返す時間となりました。






厳しいコンペは

時にそのレッスンが

子どもたちにとって苦痛を伴うことも

あるかも知れません。



それでも。

だからこそ。


もっと弾きたい!

そんな気持ちを引き出すことこそが、

次なる本選につながる一歩なのだと

改めて感じています。



このコンペは、決して予選を通過することだけが目的ではないと思います。



目の前の曲に深く関わること。

審査される環境に身を置くこと。


どれもこれも、

小さな子どもたちには初めての経験です。



舞台に立てること。

本番を迎えられたこと。

一緒に過ごして来られた3ヶ月を心から楽しむこと。



いつまでもそれを忘れず、

更なるレッスンの向上、

子どもたちと共に歩み、変化していくことを

大切にしたいと思います。




何がなんでも予選通過をしたい。

もっと演奏したい。

次へ進みたい!


その強い熱意が審査員の先生方の心を動かし、次なる本選へ進む皆様、どうか熱い夏を!!





今年の特別賞は以下の方々です。


◉舞鶴市長賞 A1級 大谷珠子さん

◉舞鶴市教育委員会教育長賞 B級 吉田彩良さん

◉舞鶴支部賞 C級 浪江琴愛さん

◉十字屋賞 B級 井上心晴さん

◉あしなが賞 A1級 熊内希さん




おめでとうございました!